やっと菊の種の採種が終わる・・・・

盆栽用小菊の交配は４０年近く前から行っていて、スプレー菊と大菊の交配も１０年以上前から行ってきたのだが、どちらかと言うと簡単な仕切り部屋を使ってのミツバチによる偶発実生を目的にしてきた、それでも全国大会では実生で作出した花で４回ほど壇上に上がり、２位以下の特別賞は７〜８回受賞できたのだが・・・・・・

昨年はそれらとは全く違う、新たな計画のもとでの自分の手を使っての人工交配での受粉作業にこだわった・・・・・

一応、５０００粒以上の種の採種に成功はしたが、目標にしていた２００００〜３００００粒には大きく及ばなかった・・・・

その大きな原因は、受粉作業を行った時期にあった、今年は花の開花時期が遅れた事と、例年では考えられない大寒波の影響と更に追い討ちを掛けたのがハウスのビニールが夏の台風で大きく破けて風通しが良すぎ、夜間凍りつく寒さが影響して折角受粉が上手くいき胚珠が育ち大きく膨らんだにも係わらず黒く完熟した種子になる前の白からクリーム色のままで生育が止まってしまったものが多かったのが痛かった・・・・・

しかし、明るい見通しは限りなくある・・・・その一つが５０人以上もの菊仲間たちに大菊の種を配布出来ることもその一つで、今日から発売された５億円の宝くじよりも大きな確率で、大きな夢を秋の開花するまでの長い期間大勢で見ることが出来るのだ・・・・・・

夢は、毎年全国大会の実生の部門に実生の花を１０花以上を仲間たちと出品を・・・・・更に毎年３種目の内の１〜２種目で上位独占を・・・・・・と・・・・・

大菊実生では１０年先まで残るような優秀な新花が出現する確率は１０００分の１と言われる・・・・・毎年しっかり親木の選定を心がけて５０００本もの実生苗を育てていけば、充分にその目標は達成できるものと確信している・・・・

種と苗を申し込まれた皆様には、今年は大いに大きな夢を一緒に見て、更にそれを実現しましょう・・・・・ぜひ楽しみにしていてください・・・

今日は土と格闘して疲れてダウン・・・・日記の書き込みが２３時２５分ごろになってしまった・・・・

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