畑の土を土嚢袋に500袋!!
2012/02/13 (月)

あと数ヶ月で明け渡す畑は、はじめは、休耕田と言うこともあり粘土質のために畑としては余り使い勝手は良くなかった・・・・

耕作していた30年ほどの間に、それを理想的な畑として使えるように、ずいぶんと手をかけて土壌を改良をしてきた・・・・・

その土壌改良の大きな物が、有機物と山砂の大量投入だった、有機物としては、日記で何度も紹介しているように毎年山から大量の木の葉を運び込み腐葉土を作りそれを畑にすきこんだ、そのほかに籾殻も何度も運び畑に入れて土が粘るのを防いだ、更に毎年豚糞を2トン車に2〜3台は投入をした、しかし、20年ほど前には近くの民家が文化財として移築される時に屋根の萱を10トン車で10台以上を運びこんでもらいそれを堆肥代わりに使った・・・・

又、芋や落花生等、作物によっては粘土質より砂質土壌を好む物もあり、花崗岩が風化した山砂や粒も極めて細かな砂岩を今までに10トン車で10台ほどを買い求めてそれらを客土した、更に6〜7年前より土の塩基置換容量(CEC)を高めるためにゼオライトの投入をしてきたのだが、そのゼオライトが昨年東京電力福島第一原発の事故後放射性物質の吸着に大きな力を発揮するとの事で昨年は100kgほどジャガイモの植え付け時に土に混ぜ込んだ・・・・そのようなこともあり2反部ほどの田んぼの土の高さはだいぶ高くなった・・・・・

さて、畑を自己所有の畑に移転をするに当たり、其処を野菜作りと菊の実生畑の新天地にすべく設計図を描いた時に、長い期間にわたり手をかけて作り上げた作土は捨てがたかったのだが・・・・・・

今まで栽培していた畑の新たな所有者はこの畑に4〜5メートルもの盛り土をすると言うので、それでは特に良い土は新たな畑に運び込む事にして、土嚢袋に詰め込んで運び始めたのだが・・・それが今日で土嚢袋に500袋に達した・・・・20〜25kg×500=10〜12t・・・・目指せ、あと10倍・・・

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i0 i1 i2 (1) ハウスも数日中に取り壊すので、ハウス内の土も・・・・
(2) 地元の畑の土は黄色っぽい薄茶色の土が普通で、黒に近い濃い茶色の土は大変貴重・・・・此処は菊の親株を地植えしていた場所なので腐葉土を沢山投入していたのです・・・・
(3) 地震で亀裂が入り40センチほど段差が出来た畑の低くなった方には、土を入れると40〜50トンは必要なはずなので無理・・・・

それで、トマトや胡瓜等のように通気性のある作土を好むものを植えるには穴を掘って大型で荒めの有機物の投入が良い結果が出るはずなのだが・・・・段差があり低いと言うことは穴を掘る手間がいらないと・・・・・良い方に解釈・・・(笑)

数日前に運んだ樫の枝葉をベットの骨組にして・・・・・
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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