土麹作りを詳しく解説します・・・・
2012/02/05 (日)

土麹は、。土に有用微生物が繁殖して発酵をすると土の表面だけでなく土の内部まで真っ白く米麹のようになり、パンや酒精のような香りがするので、土麹と呼ばれるようになった・・・

一般には土麹に使用する土は粘土質の山土が用いられ、砂質のものは良くない、出来るだけCEC(塩基置換容量)の高い土が良く、ベントナイトやゼオライトを1〜2割混ぜると良い、・・・

今日は日曜日にもかかわらず多くの方にご訪問いただきました、土麹は菊栽培だけではなく、野菜作り等でも植物が健康に育つために大いに役に立つものなのでぜひお試しいただけたら・・・と思います

23時30分 参照回数 累計:279998 本日:280 昨日:186


下の写真の土は休耕田の表面から50〜60センチ下の粘土でほぼ無菌の処女土である・・・


この土を耕運機でなるべく深く耕す・・・


粘土が強いために、耕された土は丸くならず、削り取ったような形状になる・・・


自家製の酵素液を500倍ほどに薄めた液を用意し其処に、片栗粉で作った葛湯状のものを溶かし、それを土の表面に撒く・・・・・・・


その上にミミズの糞、ベントナイト、ゼオライト、ミネラル富士、バットグアノ、米ぬか、油粕を混合したものをたっぷりと撒く・・・


それを耕運機で撹拌をする、そのあと、もう一度、酵素液等を如雨露で撒いて、ミミズの糞、ベントナイト、ゼオライト、ミネラル富士、バットグアノ、米ぬか、油粕を混合したものもたっぷりと撒き更に撹拌をする・・・


そのように2〜3度繰り返すと写真のような団粒土が出来る・・・・これを土嚢袋に詰めて発酵中の腐葉土の中に埋める・・・・


今回は腐葉土の積み込み場所の移動も同時に行ったので大変時間がかかってしまった・・・・予定数は土嚢袋に22〜25袋で500キログラムほどを予定していたが、30袋で約700キログラムほどの量が出来た、袋は少し隙間を開けて並べてこの上に腐葉土をたっぷりかける・・・


腐葉土を積み込んであった場所からは20〜30メートル程しか離れてなかったのだが、1輪車に山のように積み込んで120回も運ぶ羽目になったので暗くなるまでかかってしまった・・・この上に断熱シート等を掛けて72時間(3日間)程経つと土が白くなる予定である・・・


 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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