水をたっぷりと・・・・・・・
2012/01/22 (日)

ame.gif 今日も小雨

しかし、栽培場の菊はカラカラ、冬は鉢が良く乾く、それで今日は、硝酸カリとアミノ酸とトレハロースを溶かした水を受け皿にも溜まるほどたっぷり掛けた・・・


さて、昨日書いた例年私が作る人造田土は塩基置換容量が一般の田土の平均値10〜15ミリグラム当量の10倍ほどの150ミリグラム当量を目指して改良を加えてきた、そのために菊の育ちはすこぶる順調に育つことは間違いが無いのだが・・・・それが良い花に直接結びつくか・・・・と言うとそう簡単ではないのが菊作りの難しい所なのです・・・・・

毎日テレビを見ていると如何に薬や健康食品のCMが多いことか・・・・・このごろ年のせいでガタガタな私などはどれもが自分には必要な物ではないかと心が動くのですが・・・・・

人が、何の病気にも侵されずに健康であることはとても素晴らしい事ではあるのですが、・・・・

健康でパワーがあれば何でも出来るのか?・・・・例えばスポーツにたとえれば、元気なだけではオリンピックには出場が出来ないように・・・・菊作りにおいても、土に力があっても、特別な肥料があってもそれだけで良い花が咲く保障にはならない・・・・と思うのです

何度か日記に書いたように「菊作りは1年を掛けた長い長い障害物競走のようなもの」だと私は考えているので、毎日の水遣りや施肥管理等の計画的な作業をきちんと仕上げて、描いた生育の段階に合った手入をしっかりして、はじめて良い花が咲くのだと思います

私の場合は良い(良すぎる)用土のおかげで生育が順調な分、手入れも等は他の方々よりも雑でも何とかそれなりの花が咲いてくれていましたが、やはり全国大会等の大舞台で管物系や美濃菊等の部門においてコンスタントに上位をキープするためには、逆に保肥力のある培養土が花芽分化期頃にはかえって細かな肥料調節の駆け引きを難しくしていたのではないのか・・・との思いを何時も頭の隅に在ったのも事実なのです・・・・・

今年の管物や美濃菊等には昨日作った、何時もの年の人工田土よりも塩基置換容量が3分の1程度の田土で肥料管理をもっときめ細かに行い気品のある花を咲かせて今年の全国大会に臨みたい・・・そして、上位入賞を・・・・との夢見ています・・・

i0 (1) 1昨日届いたゼオライト・・・

私の所属するJAでは2万袋の注文が・・・・・・
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 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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