私としては・・・・史上最高の田土
2012/01/21 (土)

午前中畑の草を刈り払いをするための草刈機の刃を買うためにホームセンターに行く・・・・

午後から菊仲間達から送られてきた注文書の種の袋詰作業をする、・・・・今回注文された方と以前からお送りする予定の方3名と昨日上村さんにもお持ちしたので大菊の種は約1000粒が嫁ぎ先が決まった・・・・・

これからの方用にはまだ種は500粒くらいあるので・・・10人ほどは大丈夫ですよ

種の袋詰作業をしながら用土作りのアイデアがひらめく・・・・夕方3時30分ごろから畑に行き耕運機を使い菊栽培に使う田土作りの作業を始める・・・2時間ほどで土嚢袋に6袋と、まだ篩い分けをしていないもの約7袋分ほど確保、・・・・・

私の場合田土は菊の用土には2,5〜3割ほど混ぜるので今日確保しただけで菊用土を土嚢袋に40〜50袋分も確保したことになる・・・短時間で最高のものを・・・

写真は昨年の秋からハウスの中の土を掘った所を埋めるためにハウスの前と後ろに排水路を作っていた所を利用しての土作りの様子です

元々田んぼだったので粘土質なのだが地表から40〜50センチ掘ると稲の根以外の植物がほとんど利用していないとても粘りのある良質の粘土がある

其処に世界最高品質の粘土のベントナイトを蒔いて耕運機で耕すと更に粘りを増す、そこにピートモス、腐葉土の粉(ミミズの糞)ゼオライトを加えて更に耕運機で耕すと立派な団粒土が出来る・・・・・

私の菊栽培においては栽培を始めた40年ほど前からいかにして良質な培養土を作るかを模索してきたような気がする・・・・その主たるものの1つが田土である・・・・

当時は親とは離れて暮らしていたが我が家でも親が少々稲作も行っており田植えや稲刈りの手伝いもしていた、秋になると田の粘土の強い場所を選んで田の土を掘り起こして菊栽培に使っていたが30年近く前に父親が亡くなると稲作は止めた・・・・

それでも田の土を菊仲間の農家の田から分けていただいていた、田土には線虫がいないと言う方がいた、稲の根を線虫が嫌うというのだ・・・・

この10年近くは工業用のベントナイトやゼオライトを主原料に人造田土作りに没頭した・・・

人造田土作りを続けるうちにパワーのある土を目指して改良を加えて行き、通常の田の土の塩基置換容量の10倍もある土を作り上げてそれで菊栽培をしてきた・・・

続きは・・・又・・・

23時30分  参照回数 累計:277025 本日:278 昨日:157

i0 i1 i2 (1) 耕運機で耕した土にベントナイトを混ぜてかき混ぜる、その後、そこにピートモス、腐葉土の粉(ミミズの糞)ゼオライトを加えて更に耕運機で耕す
(2) 1〜2メートルほどしか離れていないハウスの中にフネを置き、ビールケースの上に10ミリ目の篩を置き、ミネラル富士、苦土石灰、2ミリ目の篩いから落としたピートモスを振りかけて・・・・・それを軍手をつけた手で転がすようにして篩から落とす・・・
(3) 下に落ちたものと上に残ったものをそれぞれ土嚢袋に入れる・・・

短時間で・・・楽に・・・・魔法のように・・・・

よし、明日から少しずつ時間を作り・・・10年分ほど確保する・・・つもり

 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]