葉齢理論が良い花を咲かす・・・・はず
2011/07/26 (火)

昨晩福助用の挿し芽苗をポットに鉢上げをしたのだが・・・・・富水はもう充分に鉢上げをしてあるので、1箱上げただけで、残りのもう1箱鉢上げをしないことにした・・・・・・

のだが・・・今朝何本か挿し床から抜いてみると、発根が15日目にしては余りにも良いので・・・・捨てられなくて朝のうちに全部ポットに上げてしまった・・・・・

「富水」や今年の全菊連の福助競技花の「宝乙女」は、最大葉齢が30以下と小さい・・・・特に富水は私の栽培環境ではピンチ(摘芯)後に葉が28枚展開すると必ず芽止まりが来る(今のような長日条件下で)

福助として栽培をするとポットに上げた直後から定植1週間後頃までの3週間の間は新たに繰り出す葉の展開数を平均すると1週間に2枚ほどの葉が展開するのだが・・・・・

勢いが付く定植1週間後の8月15日頃からは1週間に3枚ほど葉が展開をする

これを数字にまとめると、今日ポットに上げたものが8月9日頃までの2週間とその後の1週間で6枚の新たな葉が展開する・・・・はず・・・

9日頃に定植して4週間後の9月6日頃には花芽分化をする時期になる、定植1週間からこの3週間で9枚ほどの葉が展開する・・・はず・・・

合わせると15枚の葉の展開となる・・・・・
28枚で柳芽(芽止まり)が来るのでは15枚では楽勝と思われるかも知れないが・・・・・ポットに上げる時点で付いている展開葉の数と挿し芽をする時までにすでに展開していて挿し芽の時点で落とした葉の数が計算上必要になる・・・・

私の今日ポットに上げた苗には平均して4〜5枚の展開葉が付いている、挿し芽をする時にはピンチ後伸びだす芽に初めに付く2枚の向かい合った貝葉のすぐ下で切り取り2枚の貝葉だけを落としている・・・(という、極若い芽を使っている・・・このような方法は日記仲間ではryugoro7君だけだと思われる)・・・

ので、7枚が15枚にプラスされる・・・・・

それで22枚・・・・・・・6枚の余裕があるように見えるが花芽分化期に花芽が付くのは芽の頂点の成長点なので、この時点で3〜4枚の未展開葉だとすでに柳芽が作られている可能性が極めて高い・・・・・・

このような私独自の、独断と偏見の葉齢理論が正しいか正しくないかは、「富水」だけでなく、全菊連の今年の競技花「宝乙女」でもうすぐ実証されるはずなのです・・・・
ついでに、この葉齢理論から見て、菊仲間の日記の早い挿し芽苗で育てている、ジャンボ福助でも、柳芽の恐れが・・・・・

近年、発根の良い苗で福助を作っているためか?培養土が良いのか?、私の施肥管理がアミノ酸肥料中心に切り替えたためなのか?、少し腕を上げたのか?、・・・福助の葉の展開が早くなっている・・・・・柳芽の発生の恐れを確実に取り除くために、早挿しで根を作り途中でピンチする仕立て方に力を入れている(3枚目の写真)

21時56分・・・・寝よう・・・・・参照回数 累計:251480 本日:120 昨日:189

i0 i1 i2 (1) 昨晩ポット上げしたもの・・・
(2) 朝見て、根張りが良いので急遽鉢上げをした富水
(3) ピンチ仕立ての「富水」中央より左のもの、右のものは「宝乙女」

2〜3日後に定植するために、夕方7時過ぎにBナインを散布しておいた。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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