2011/06/06 (月)
全菊連全国大会の福助の競技花なのだが、昨年栽培してみて福助作りには結構難しい菊であることが解った。
その一つが、最大葉齢が30枚前後と大菊の中でも最も早く芽止まりが来る菊の一つで、もしかすると泉郷富水よりも葉の枚数が付かない内に柳芽が来る恐れがある。
それと、Bナイン散布で油断をするとすぐに伸びだして節間が間延びする恐れもある。
又、花弁数が意外と少ないためにあまり極端な若作りをすると花弁数も少なくなり花芯がすぐに口をあける恐れもある。
それで、私は6月10日に摘芯を兼ねて長めに穂を切り先端を挿し芽をして、苗を作り小鉢で摘芯をして仕立てるものと、6月10日に摘芯をしたところから伸びだす芽を7月12日に挿し芽をする仕立て方の2種類で今年は高橋賞を本気で狙うつもりでいる・・・・
しかし、栽培経験の無いものや浅い品種の栽培は何時も大きな落とし穴が待ち構えているからとても怖い・・・・
-
|
(1) 福助用親株の「宝乙女」
後ろが尺鉢、手前が9センチポット。
葉と葉の節間がとても長い、3日ほど前にBナイン300倍を芽先に散布しておいた。
(2) 畑のハウスは資材置き場となっていて草が生い茂っている。
午後から草を退治してシートを広げ腐葉土を乾かす・・・・
(3) 腐葉土を12ミリ目の篩から落とし、更に10ミリ目の篩を通す。
明日以降7,5ミリ目、2ミリ目を通す予定・・・
ハウスの中に7月6〜10日ごろ挿し芽をする福助用の苗を2〜3日中に植える予定・・・
|
|