今年の目標は、菊池・小林名人の技の進化系を目指す
2011/05/25 (水)

茨城県日立市の菊池名人の栽培の秘密を目にしたのは昭和59年7月15日だった・・・。

この日は水戸市の文化福祉会館で全菊連の菊作り講習会が開かれる日で、私が指導と審査をしていた勿来菊花会の会員10名ほどと、水戸市のその講習会に参加する途中で菊池さん宅に皆でお邪魔して拝見させていただく段取りを私がつけていた、それまでに私は3〜4回菊の開花時期に物凄い花を見ていて講習会では「草丈3メートルほどで茎は太く葉長は25センチもの大葉で花は7号鉢を逆さにしたよりも大きい」などと良く話をしていた。

庭の中の一部の露天の場所に20坪ほどの栽培場を作り南北に長い栽培棚を4列ほど作り、その上に1列につき9号鉢を10個ずつ3列整然と並べてある。(日本の菊9号参照)

丁度10日ほど前に定植をしたという菊を見て皆びっくり、お互いに顔を見合わせた・・・・・・・・・・

鉢底からは70〜80センチほどの高さに育った菊は、茎は一般的な塗り箸よりもずっと細くひょろひょろと伸びて葉は椿の葉ほどの貧弱なものが20枚ほど付いているだけだった・・・・・

水戸に向かう車の中で皆「何だあれは・・・・今年は失敗なのか?」なんて言っているのを聞きながら私は肩身が狭い思いをしていた・・・・・・・

その40日後に私が再度菊池さん宅を訪ねたときに、菊はとんでもない事になっていた・・・・・・続く

・・・と思います(笑)


夕方、鉢の上に肥料を一つまみパラパラ与える予定でいる(私は植え替えるときに乾燥肥料類は一切与えない)



2種類のアミノ酸系肥料と浸透移行性殺虫剤


i0 i1 i2 (1) 私が力を入れている新々銀峰・・・左2列(10鉢)

と、華宝・・・右2列(10鉢)

向かい側(左奥のほう)、に兼六香菊が置いてある。
(2) 同じく、兼六香菊   中央4列(20鉢)

向かい側(左奥のほう)、に新々銀峰と華宝がある。
(3) 3日後の28日の大安吉日に福助の挿し芽を予定しているので、1度使った挿し芽用土を日光消毒を兼ねて乾かしている。

日記で5〜6年も挿し芽用土に籾殻クン炭を多く使うと良い結果が出ると書いても私ほどクン炭を多く使う人はいない様だ・・・ちなみに今年は6割使ってみた・・・・・
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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