空に多くのヘリコプターが飛び交い、所々に自衛隊員が沢山いる被災地を涙を流しながらさまよう
2011/04/10 (日)



何時もは一般の車の立ち入りが制限されている被災地に入る・・・・テレビで放映されている通りの惨状・・・



車窓からは一面の瓦礫の山が・・・・・・



親戚の家があった辺り、確かに何も無い・・・・・

私がシイの木の葉を集める山と灯台が・・・・・・




東日本大震災の津波で家を流された塩屋崎灯台近くの親戚が平の工業高校の体育館で避難生活をしている事を昨日知らされて早速訪ねた・・・・・

いわき市内では津波で被害を受けた家や家財道具は明後日の12日から重機などを使って片付けをすると言う事なので、出来れば私の車で家があったところまで連れて行くので思い出の品など探しませんかと言ったのだが、数日前に見に行ったのだが全部流されてしまって何も無いとの事・・・・・・・お菓子などを見舞いで持っていったのだが、此処にはなんでもあるから・・・と、帰りにはバナナやオレンジ、乳酸飲料などをお返しに袋に入れて逆にお土産を貰う羽目に・・・・・・ただ、乳酸飲料などは賞味期限が10日以上前に切れているものだった・・・・数日前に郡山の避難所では食中毒騒ぎがあった・・・・・くれぐれも被災者の方の健康管理を・・・・・・


その後、前から気になっていた海岸付近に家があるかつての私の教え子達を訪ねる事にした・・・・

近づく事の出来ない原発20キロ圏内にも6名ほどの教え子がいるが、市内の海辺の近くにも40〜50人ほどの教え子が・・・・・・北の久ノ浜からから様子を見て回る・・・・やはり、章子ちゃんと郁恵ちゃんの家は津波に・・・・・

藤間の暁子ちゃん、哲也君、健治君、宏信君、美紀ちゃんの家は幅50メートルほどの松の防風林で津波の力が弱まったために奇跡的に無事だった・・・・同じく海の近くの沼の内の団地の昔の菊仲間の家も防風林のお陰で奇跡的に無事・・・・4軒ほど海に近い隣組の家までは波を被ったそうだ・・・・・

塩屋崎灯台近くの豊間も目を覆う惨状・・・・・緑ちゃん等4人の教え子の家も津波にやられた・・・・・

一般の車の通行が制限されている区域の道を涙を流しながら車を走らせる・・・・・

小名浜は思ったほど津波の被害は大きくなかったが港や、お気に入りの魚の直売所のララミュー、水族館のアクアマリン福島なども被災をしていた、看護師をしている亜紀ちゃんの実家の水産加工工場も津波にやられた・・・・・
10名ほどの教え子達がいた街中は大丈夫だった、それより南の植田や錦の海岸近くの教え子の家々の多くも津波の脅威にさらされたと思われるが気持ち的にどうしても見にいけなかった・・・・・・・帰りにスーパーで買い物をする、・・・・・タマゴが高い、それに何時ものタマゴが置いてない・・・・・この地方で最もシェアの大きかった教え子の親が経営している養鶏場が第一原発の20キロ〜30キロ圏内に位置しているので取り扱ってもらえないのだろう・・・・・・・・



平成23年04月10日20時25分 10日20時22分頃 福島県浜通り M4.1 震度4
平成23年04月10日17時56分 10日17時52分頃 福島県浜通り M3.8 震度3
平成23年04月10日12時27分 10日12時22分頃 茨城県南部 M3.3 震度1
平成23年04月10日09時24分 10日09時19分頃 福島県会津 M3.0 震度1
平成23年04月10日06時28分 10日06時23分頃 千葉県北西部 M4.3 震度2
平成23年04月10日03時53分 10日03時49分頃 千葉県北西部 M3.4 震度1
平成23年04月10日02時52分 10日02時47分頃 千葉県北西部 M3.2 震度1
平成23年04月10日00時13分 10日00時08分頃 茨城県南部 M3.1 震度1



23時30分 参照回数 累計:234544 本日:168 昨日:165

i0 i1 i2 (1) 街の多くの家が津波とその後の火災で壊滅的な被災をした第一原発から30キロ圏内の久ノ浜町・・・・・・・・
2人の姉妹の教え子の家が奇跡的に残っていて母親が柱に掴まって一命を取り留めたとのこと、幼稚園の先生をしていた教え子も無事とのこと・・・・・・良かった・・・・
(2) 幅50m長さが10kmほどの松の防風林で津波の力を弱めることが出来たようだ・・・・

松は塩にも強いのか、赤く枯れそうになっているのは、シイやカシ
(3) 水族館のアクアマリン福島の落日

右の岸壁の奥には鉄製のはしけ?のような船が2艘乗り上げている・・・・・・
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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