2011/01/28 (金)
上の写真は菊の種を写したものですが、種で無いものが3列あります・・・わかりますか?・・・・
左から1と2列、華宝の花殻から採ったもの・・・・ 3列目、スプレー菊サンセットいわきの種 4列目、スプレー菊フラガールの種 5列目、精興右近の種 6列目、泉郷富水の種 最後の7と8列、針管玉穂の未来から採ったもの・・・・
解りやすいように一部を拡大してみました・・・・
どうも玉穂の未来の左のもの(一番上の写真の上の7列目)は種でなさそう、写真のマッチの右にあるものと同じ?と思われる・・・・・
一番上の写真の左から1と2列のものも種ではない?、マッチ棒の右にある物と同じ?・・・・・これは初めに見た3年程前には虫の糞かと思ったのだが、今年良く観察してみると種が育つ時期に種に細菌が繁殖して出来るものの様です。
玉穂の未来の右の物は種?余りにも小さく今まではごみとして捨てていた・・・・・虫めがねでは良く解らない、顕微鏡の世界・・・・・発芽するかどうかききょうさんに送って実験していただくつもり・・・・
クイズはもう止めにします・・・・・・が、菊作りにおいて常日頃、良い花を咲かせるにはどのような工夫が必要か・・・・なぜ?、どうして?と、物事に対して興味と鋭いアンテナを持つことが必要だと私は感じています・・・・
さて、昨日のクイズの答えですが、精興大臣さんと菊たろうさん、お二人さんの答えが大正解です・・・・
元々、シイやカシ等の常緑樹と比べるとクヌギ等の落葉樹の葉は初めから葉の厚みが薄く、ナラやケヤキは更に薄いのですが、米糠等を使わない無肥料で作った腐葉土や米糠等を使っても砂糖等の炭素率の大きな資材(籾殻なども)を多く投入した場合は葉の養分が微生物に多く奪われて薄くなってしまうのですが、強く踏みつけたり切り返しを長い間しないで放っておいた場合には兼気性の菌だけが多く繁殖をして木の葉の色も極端に黄色くなり酸っぱい臭いを発生する・・・・更にそこに水分不足が起きると昨日の写真のようになってしまうのです。
ただ、昨日のものは山の中で自然に出来たとても良い無肥料の腐葉土だったものなのですが一昨年ガラ袋で沢山保管しておくときに3〜4段に積み重ねておいたものの一番下に有った物なので上からの圧力が掛かり兼気性の状態に長い間置かれたものと考えられます。
クイズにお答えいただきました皆様ありがとうございました、特に菊たろうさんは過去の私の日記の書き込みを見ていて勉強されておられる事に対して驚きと嬉しさで涙が出そうです・・・・・ 今回種の配布につきましても見知らぬ大勢の方々からのお申し込みに、菊栽培をされている全国の大勢の方がこの日記をご覧頂いている事をあらためて感じて、今後そういう方々に今以上に参考やお力になれる企画を推し進めたいと考えています、これからも宜しくお付き合いください、・・・尚、種は明日から発送準備に入ります、来週中ごろまでにはお届けできると思います。
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(1) 今日も萱を取りに・・・・・
遠くに見える車が通れるように萱を刈る
(2) これだけの量を・・・・・・トラック1台分?
(3) 畑の土手には昨年集めて野ざらしのものも有る・・・・・
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