菊作りが上達するには・・・、絵を描く様に良く観察を
2010/09/15 (水)


福助の硝酸試薬による残留硝酸態窒素の値の調査をする前に朝の水遣りに使っている液肥の調査をしてみた、ほぼ毎日使う液肥は120ℓの容器に本来400倍で使うようにと書いてあるアミノ酸液肥をそれより3倍も薄い1200倍に溶かして、花夢ニトロを12000倍、カリ肥料とリン酸水、更にクエン酸を極僅かを溶かしてから、サイホンでその容器に少しずつ水を流しながらだんだん液肥が薄まるようにしながら水中ポンプを使いホースの先に散水器つけてあたえていた。
それを濃い肥料が必要な福助とスプレー菊、次に切花厚物、次に管物、最後に一文字や美濃菊と言う順に与えていたが、今日の結果で硝酸態肥料が薄すぎることが分かり、急遽5000倍にした。
写真の左が12000倍、右が5000倍



良く展示会などで菊を見ている人が、これとこれは同じ菊ですね、と全く違う品種の菊を花の色が同じだけで同じものと思っているようなことは誰でも経験していると思います、一般の人はそれだけ大雑把にしか菊の花を見ていないものです。

絵を書こうとします、身近な木や石を数分だけ見ただけで、それを今度は見ないで書こうとすると、中々かけないものです、何時も見ている木でも石でもスケッチをしようとするといかに大雑把に細かなところまで把握していないかを思い知ります。

私達が菊を見るのも同じ事で、よほど本気になって頭に焼き付けたつもりでも、実際の大きさや、細かなところはすぐにあやふやな記憶にしか残りません。

日記の情報も同じで、私のように斑にボケが入ると尚更で、たえず前の日記の書き込みを振り返ってそれを参考にしています、今朝も15日なので福助の増し土をしなければと思って、13日ほど前からずーとさかのぼって前回の増し土をした日を探したのですが22日ほど前のものしかなく、おかしい書き忘れた?とよくよく見たらまだ9日しか経っていなかった。

日記に、自分の菊作りにとって、とても役に立つ最新の情報が書いてあっても、ほとんどの人はそれを見逃してしまうのでしょう・・・それが自分にとってもの凄く価値があると言うことを気付かないままに・・・・もう少し上達する数年後か、十数年後にならないと・・・・・気が付かないのかも・・・・・・・




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又消えてしまったのですが 、何とかしてくださるでしょう
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戻りました・・・・ほ・・

i0 (1) 福助、聖光華宝1番から10番まで。

今日から花夢ニトロを5000倍と濃くして水遣りをして、受け皿に溜ったものを試験管にとって測定をした。

不思議な事に、掛けた液肥より薄い色のものが多い、肥料を抜いた後には良く起きる現象なのだが、この時期には珍しい。

今の時期このように薄い値である事は初めてで、乾燥肥料や液肥のアンモニア態肥料が何時もの年の50分の1ほどに減らしてアミノ酸系に変えた結果が如実に出たようだ。
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 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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