ネット仲間で「チーム美濃菊」作り・・・・ありがとうございました・・・現在7名になりましたので、締め切りました、7人の侍誕生・・・
2010/09/09 (木)

全国大会に出品される美濃菊は毎年減っていて数年後には種目そのものの存続が危ぶまれている状況です。

確かに美濃菊は根が弱いものが多いのと、下葉が病気になりやすく落ちてしまうことがあるので作りにくい菊だとは思うのですが、遅めに挿し芽をして若作りをすると以外にも作りやすい菊なのです。

又、花直し等も菊の中ではとても簡単なものの1つで、花を素直に咲かせさえすれば、出品はいたって簡単です。

切花用に栽培するものも、7号鉢で充分ですし、日当たりは少々悪い方が良く育つものです、全国大会に参加するときに、切花や福助を1〜2花、持って参加する仲間が4〜5人出来て2〜3年頑張ればその中から毎年上位入賞者が数人出て、仲間同士でお互いに競い合う事の出来るチームが誕生すると考えているのですが・・・・・苗は私が責任を持って作ります、細かな栽培の要点等も解る範囲でサポートします。

もちろん、「チーム美濃菊」と言っても美濃菊だけを作ると言うのではありません、今まで通りの菊を栽培されて、そこに数鉢美濃菊を作るだけです、それも日当たりのあまり良くない場所で・・・・・

私は、今年新たに美濃菊の実生を行い現在50本ほど鉢に植えて開花を楽しみにしています、今年も交配をして種を沢山採取を予定しています、チーム仲間には良い花が咲いたら苗を、又実生を楽しみたい方には種を配布をする予定でいます。

全国大会に参加をしている方、これから参加を計画している方、即、来年の全国大会から上位入賞を目指せる「チーム美濃菊」に参加してみませんか。

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2009年9月9日
今年の福助、とりわけ管物系は、私の通常の挿し芽よりも約1ヶ月程遅くスタートをした。

これは、福助の管物等は、厚物と違い葉数を多く付けたから良い花が咲くと言う物ではなく、一気に育て葉も大きく茎も太くみずみずしい、いわゆる若作りに心がけて超巨大輪で、弁捌きの良い花を目指すためである、明日記録を付けるのだが、現在まだ大きく展開した葉の数は品種により若干の違いはあるが10枚にも満たない、しかし蕾が確認できない現在、未展開の葉は14〜15枚あると考えられる、この葉が次第に上に行く方が少しずつ大きくなって草丈が現在の3倍にはなるはずなので、現在鉢の縁から6センチの優美などでも18センチにはなる、10センチの華宝等は30センチになってしまう。

私の場合、植えつけてある5号鉢の高さは、14センチのものと、華宝のように葉の長さが20センチを超えてしまい、花も40〜45センチ程の大きさに咲かせる予定のものは、植える鉢も腰高のものを使っているので優美で32センチ、華宝で45センチになり、約3分の1の華宝はサイズオーバーは避けられないと思われる。

福助に限らず、美濃菊の切花作りやスプレー菊はこれからの時期に乾燥肥料の追肥をして一気に育てる、特にスプレー菊は黙って育てるとこれから9〜10倍の草丈に育つ性質を持つ品種のものが多いので、Bナインを効果的に使わないと鉢作りは成功しない。

その若作りに置いて、液肥での肥培管理はとても難しい、厚物の切花栽培の方の施肥管理とは大幅に違いがあるこれを認識しないで、福助の特に管系や美濃菊栽培や、スプレー菊栽培を行うと絶対に良い結果は期待できない。

しかし、全国大会のスプレー菊には、根を老化させて花着きの悪い本来の花より2回りも小さな花が咲いた失敗作が多数出品され、スプレー菊を育てた事も無いような未熟な審査員によってそういう花がただ「綺麗」と言うことで選ばれてしまう事は残念な事だと私は思っている。

同じ南砺系のスプレー菊の出品作品を見ても、ほとんどの出品作品が頂点だけに6〜7花が咲く平型であり、日記仲間の精興大臣さんや由季さんや、昨年ローズを出品された由季さんのお友達(昨年、由季さんの知り合いがお立ち台と日記で拝見したので、てっきりあのローズが優勝と思っていたが機関誌を見て唖然、ムーンライトのあの花がお立ち台に上がるような審査はいただけない)など日記仲間のスプレー菊が、咲かせ方においては、群を抜いて断然最も理想に近い咲かせ方であると私は信じている。
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22時00分
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i0 i1 i2 (1) 実生も含めた美濃菊たち

前列が実生、中央の列が6月挿しの若作り、後ろの物が4月挿しの王冠殿。

実生以外は、胴切り後にでた芽は4〜5本伸ばしたまま仕立てている、2〜3日中に1本にする予定。

栽培場は後ろと西に梅や竹が茂り日陰状態。
(2) 庵姫  遅めに挿し芽をして若作り 

幹はこれも2〜3日中に1本にする、そのとき切り落とした枝の芽先を挿し芽をして、日比谷や、全国大会会場でチームに加わった方々にお会いできれば配布予定。

これを栽培している場所も西側から梅が覆いかぶさり午後1時頃からは完全に日陰になる場所。
(3) 今日の切花    兼六香菊

5鉢の内4鉢の兼六香菊に蕾が付いた、2〜3日中に蕾を1個にする予定、胴切り後の葉は37〜38枚ほどでした。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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