私のプロジェクト]やっと一つの壁を破る
2010/07/22 (木)

飄々と人生を渡ってきた私にとって、最近では余り苦境というものを経験していなかった(実際には苦境であっても気付かない程にぶいのかも?)と思うのだが、この1ヶ月ほどは大変苦しい状態に追い込まれていた。

それは、前に日記でも紹介した、私の品種改良で産声を上げたばかりの韃靼蕎麦の新品種「ルチンの恵」の生産及び販売で様々な難問が待ち構えていた、余り詳しい事は書けないのだが、ホテルでの朝食のバイキングには天婦羅で並べられているのだが、珍しがられて気を引くのだがおひたしの様に野菜本来の味を味わっていただく事が出来ないので販売には結びつきにくいのだ・・・・・、

それで、JAの直売所に持ち込み販売を試みた、朝、4時すぎに起きて畑に行き育ちの良い物だけを切り取り家に運び、玄関前のガーデンテーブルの上で余分な葉などを取り除き、更に家の中で15本ほどづつにまとめて輪ゴムで留めて長さを切り揃えて1把として透明な袋に入れて、9時過ぎに2箇所の直売所に25袋を並べてケースの前には説明書きを何種類もぶら下げて、時には店員さんに「下の商品が見えにくいのですが・・・」なんて、叱られて、・・・・予想では半分くらいは売れるだろう、と、高を括っていた、しかし全く売れない・・・・売れた直売所で2〜3袋、もう1箇所は、全く売れずに次の日にそれを引き取って、新たなものを又25袋並べる時には情けない思いで「私は何をやっているのだろう」と自分自身がほとほと情けなかった。

先週の木曜日に最も集客力のある直売所の店長さんに試食実演販売をやらせてもらえないだろうか?と話したところ、ちょっと面食らった様で、・・少し考えて「テーブル一個おかしする事しか出来ませんが・・・」という事だったので21日と22日と2日間、店頭で販売する事になったのだ・・・・

で、昨日は、朝4時30分ごろ畑に行き、帰ってきてから選別をして20袋を用意して、試食のおひたし用の物も選んで、おひたしに生醤油ではまずいと、昆布、カツオ節で出汁を取り濃い目の麺つゆのような醤油を作ったりし、試食用の小さなスチロールの皿や爪楊枝更にクーラー等の用意などに手間取り、開店時間を30分以上過ぎてからやっと直売所に到着、・・・・しかし、並べてすぐから次々にお客さんが珍しげに寄って来て、試食をすると大半の方が美味しいと買い物籠に入れてくださり、30分もしないうちに完売・・・・

そして、今日、畑にある物を全部収穫して50袋を用意して、又、店頭に立つ、直売所と言ってもガソリンスタンド脇の小さな直売所、1時間に訪れるお客さんはせいぜい30〜40人程なので、50袋は午後までいても売れないだろうと思っていたが、1時間もしないうちに完売してしまった。

皿を数えてみると、2日間で試食したお客さんは70人ほど、それで70袋の販売数は食べてみてもらえさえすれば売れると、何となく自信が付いた、さあ次は8月お盆過ぎに再度・・・・挑戦

22時45分
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i0 i1 i2 (1) 直売所前で・・・・
(2) 思ったより早く終わったので、直売所から1キロほどの港に・・・
今日孫達も見学に来ている飛鳥Uを見に行く。
水族館より大きい・・・・・
(3) 今晩も余計な資材の用意。

明日は朝から地域のお祭りの準備の手伝いで忙しいのだが、福助の管物を良く咲かせるために必要なとても大事な資材の準備が待っている。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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