沢山の微生物が住み着いて活躍してくれるであろう福助用の培養土を作り寝かせる
2010/07/12 (月)



今日調合してポリバスに寝かせた、2系統の福助培養土、右は海藻を使った土麹を主としてそれにヤシガラ活性炭と竹炭を合せて1割以上入投入して、一番下の写真のように様々な何時もの調味料?を混ぜて、そこにどんとこいを混ぜ込んだ。
左のものはカシの腐葉土に土麹、ピートモスだけを混ぜ込んで土の素を入れて寝かせた、使う時に2種類をブレンドして使う予定。

菊の培養土の良し悪しの基準の1つに用土の持つ表面積の大きさがあります。

物質が同じ質量の場合、表面積が大きくなればなるほど磁石のように物を引き付ける働きが生まれます。

私の福助用培養土には培養土の中の小さな隙間を増やすために3パーセントほどヤシガラ活性炭を加えて、ヤシガラ活性炭チャコールの持つ、表面積 1200m2/g以上(一円玉一枚分の 重さで畳700枚分の面積)という脅威の表面積による活性化パワーを使っている。

更にヤシガラ活性炭チャコール、よりも微生物の住処となる貫通微細孔(ポーラス)を持つ、ポーラス竹炭という、静岡県や愛知県で多く作られている竹炭を、自分の持つ竹林の竹で冬に焼いておいたものを砕いて篩いに掛けた、

ポーラス竹炭は一般の竹炭よりも表面積が大きく、表面積 700m2/g以上(一円玉一枚分の 重さで畳400枚分の面積)と言われています。
ポーラス竹炭20グラムでその表面積は東京ドーム(13000u)の広さ以上にもなります。

このポーラス竹炭を5パーセント前後加える事で福助用土のパワーアップを図る。

i0 i1 i2 (1) ポーラス竹炭を7,5ミリ目の篩の上で金槌で叩いて細かくして篩い分けている。
(2) 7,5ミリ目の篩の下に落ちたものを同じ7,5ミリ目の篩出もう一度篩うとご覧のように篩に残る。
細長いものはこのように2度篩うとより分ける事ができる。

腐葉土に細かな小枝が多く混ざっている時にもこの方法で篩い分けている。
(3) 上の大きな写真の右のポリバスに寝かした土の調合の様子。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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