菊の培養土の良し悪しの基準の1つに用土の持つ表面積の大きさがあります。水や空気、肥料などを内部に蓄える事ができない小石や砂は、最も培養土としては落第生と思えるのですが、これが中々の優れものなのです、これを培養土に6〜10パーセント混ぜることにより、管物の菊では塩基置換容量の値が小さい事や根が真っ直ぐに伸びるのを邪魔したりして、茎・葉を素直に育つようにして、花弁の張りを良くするのです。