今年、世界の菊作りの歴史を私達で変える
2010/06/20 (日)

昨日のタイトル「歴史が変わる」ではなく、やはり本気で取り組んで今年は「世界の菊作りの歴史を私達が変える」気構えで取り組もうと考えています。

多分日記をご覧のほとんどの方が、冷ややかに笑うと思うが・・・・・と、書いている私も、うふふふ・・・・・

しかし、それは決して夢物語ではない・・・・私達の手元には、他の方が追随できない優れた技術が沢山あるからです、・・・・

最も大きな特徴は優れた資材の豊富さです、培養土一つを例に上げても、・・・・

腐葉土は何日も掛けてシイや樫の木の葉を集めて、それに米糠や、馬糞、魚粕、油粕等を混ぜ込んで時間を掛けて大量に醗酵させて作りあげます。

使う土は、燐酸吸収の大きな赤玉土を一切使わずに、世界で最も優れた粘土であるベントナイトに、ゼオライトや、ミネラル富士、バットグアノ、腐植、ピートモス、サーモゲル、海藻エキス、自家製アミノ酵素等を練りこんで作り上げる「根茂土」を主に使い、それに、スポンジ状のコンポストベラボン、籾殻培土、2〜5ミリのピートモス、キクライト、ゼオライト、ミリオン、それに微生物の住処になるミクロの隙間のある籾殻クンタンや竹炭、ヤシガラ活性炭を調合して、更に苦土石灰、バットグアノ、ミネラル富士、鉄力アグリ、ライフグリーン、等の微量要素も添加して作り上げる培養土は次に上げるような大きな特徴を持つのです。


土の中に肥料を蓄えておく事ができ、それを少しずつ引き出せる力、つまり肥料の定期貯金が出来る銀行のようなものである塩基置換容量(CEC)が一般の方が使う用土の5〜10倍も大きい50〜80ミリグラム等量を誇る究極の培養土である。

塩基置換容量を高めながらもECの値を抑えて、しかも光合成を活発にする鉄分とリン酸を多く含む培養土でありながら、通気性と排水性を通常の培養土より格段に高める団粒構造を基本に作り上げた微塵の少ない培養土である。

尚且つ、保水性と、菊の生育に欠かせないアルカリ資材のカルシウムやマグネシウムを充分に添加してあるにもかかわらず菊の好きな酸性を保つ優れた資材を使って作る培養土である。

更に

現時点では、今日の日記の写真の様な他の追随を許さない発根技術。

そしてその苗を植えて1ヶ月以上の長い期間栽培を続けてもすくすく育てることの出来る優れたポット用土。

根鉢を作らないでポットの中に元気な根群を普通のポットの十倍以上作ることの出来るスピンアウトポット・・・・更にそれを助長させる植え方の技術。

今までの菊の生育とまったく違う、菊自身に負担を掛けず新陳代謝をさせて驚きの生育をさせることの出来る新型肥料の数々とその与え方、又それを可能にした活力剤や活性剤の数々・・・・

水遣りの技術を大きく変え、高温時期にも生育の停滞をさせない威力を大きく発揮できる日本で唯一のサーモゲル団粒土・・・

菊の持つ品種ごとに違う最大葉齢があることを認識する葉齢理論に基づいた、その菊に適した最終摘芯時期の確立(これはまだ一部の品種のみ)、・・・・・

展示会に合せて2週間ほどまでなら出品時期を調節できる電照技術・・・・

これらの確立された技術を研究会のメンバー全員が早く身につけて、それぞれの大会に臨めば向こう所敵無し・・・・

しかし・・・・・最後に残す問題は花直しの技術?・・・これは無理をしないで素直で大きな花を咲かせて、薄化粧程度での出品を目指し・・・・・・・

今年の全国大会で結果を出す、絶対に。

23時30分現在
参照回数 累計:193973 本日:159 昨日:132

i0 i1 (1) 昨夜挿し芽15日でポットに上げた兼六香菊。

これも、ききょうさんの新発明スピンアウト8鉢、鉢の表面に全面スプレーのスピンアウト4鉢、今年私の作ったゼブラ模様スピンアウト4鉢、何も塗っていない対照区4鉢。

で実験スタート。
(2) 頂き物・・・・

上村さんの所にはご高齢で私の10倍以上もの多数の苗や鉢栽培をされるので、少しでもお役に立てばと秋に腐葉土、春に用土を差し上げるように心がけているのだが・・・・・・・

しかし、何時も心苦しいほどに頂くものも多い、今回は挿し芽をポットに上げる時に使うポット用土を土嚢袋に15袋お届けしたのだが、帰りに、写真の、1リットルの鉄力アクア、と、15キログラム入りの2種類の鉄力あぐり、2種類の新たなサーモゲルに変わる高分子ポリマーを配合した培養土を土嚢袋に2袋、それにスピンアウトに代わる、銀イオンを主成分に開発された新スピンアウトのスプレーを2本上村さんに試作依頼があった物の内の1本を使ってみてくださいと頂いた・・・・・

行く度に逆にお世話になってしまう・・・・
(3)
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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