脱ベントナイト宣言
2010/04/05 (月)

今まで粘土の強い粘りのある良い田土が手に入らなかったために、ベントナイトを使って人工田土を作っていた、菊や野菜を栽培していた休耕田の田土は粘土質が弱く菊作りに利用しにくかったのでベントナイトを粘着剤代わりに使っていたのだが、アルカリ性の強いベントナイトを菊栽培に使うためには用土を弱酸性に矯正するために大量のピートモスが必要だった。

ところが「灯台下暗し」とでも云うのでしょうか、今回偶然に足元の休耕田の土を深く掘ってみると、表土から60センチほど下の地中から理想的な粘質の田土?が発見された、それも大量に(2反歩の土地に60〜70センチの厚さ推定埋蔵量は半分に見積もっても200〜300トン)毎年3トンずつ使っても100年は使える量だ。

稲の根が張っていてその根が朽ちた状態になり、「根に含まれた鉄などのミネラルを多く含む田土は菊栽培において他のどのような土にも勝る」と私は長い菊作りの経験から自信を持って言える、更に嬉しい事は表面の田土には病原菌や害虫更に雑草の種などが含まれそれらに悩まされる心配も地中60センチ〜1メートル程の処女地層からの土だと全く無いはずである。
日記仲間の方々は良質の土を確保したり、本来菊栽培には大きな欠点のある赤玉土を麹処理等の改良をなさったりと苦労して居られる、もし私の所に自動車でお越し願える場合には、この土をぜひ提供させていただきたいと考えている。

 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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