今年表彰台を目指す菊たち その3 スプレー菊 
2010/03/27 (土)



全菊連全国大会においてスプレー菊の審査は美濃菊以上にお粗末な状態が続いていると私は認識している、それは明確な審査基準が示されておらずに、機関誌にイギリスやアメリカの菊花大会の審査基準は紹介されるのだが肝心の全国大会ではこのようにしますと云う明確な基準を作らないままに特別競技花として長い間仕立て方も6号鉢1本仕立てや、7号鉢に1本植えての三本仕立て、そして現在の7号鉢に三本植えと試行錯誤を繰り返してきた事と、スプレー菊の生育の特異性を理解して栽培している方が少ないことによるものと私は考えている。

今年だけはスプレー菊を栽培してみようと考えているが結果がどうであれこの菊を本気で作るパワーがもう私には無い様に思われる、それほど現在の7号鉢での三本植えでの仕立て方で、私が頭に描く理想の栽培を続ける事は大変なのである、スプレー菊が持っている特性を引き出して花を咲かせている方は、私と一緒に同じハウスで栽培している仲間と、精興大臣さん、由季さん、若葉さん、それに南礪市の植物園の方々ぐらいしか全国にいないのか知れない?と私は考えている、しかし、ここに名前を書いた方々も、もしかするとしっかり頭にスプレー菊の育つプロセスが描れているかは?・・・である。


i0 i1 i2 (1) 仲間達と、近くの公民館で、本場伊豆の天草と地元の天草を使ってのところてん作りを行う。
(2) 下の色が濃いのが地元産、白いのが伊豆産。
(3) 午後から、親株を植えなおすための用土作りをする。

本来ならば、秋に5号鉢から7号鉢に植え替えていなければならないのだが、・・・・後手後手になっているが・・・
小さなことは気にしない・・・ケセラセラ
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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