今年表彰台を目指す菊たち その1キングサイズ管物
2010/03/25 (木)



昨年11月12日の聖光華宝、3、5メートルほどの草丈で90枚ほどの葉を付けた。 

一番手前の花には9号の輪台が付いている。

今年何とかまぐれでも良いから表彰台に立つ為には、少なくても今の時期から綿密な栽培計画を立てなければならないと考えている、できれば今年は、スプレー菊、美濃菊、キングサイズの3部門に絞って表彰台を目指したいと考えている。

キングサイズの部門は昨年から復活したものなで、昨年は、初めからこの部門での上位入賞を目指して、最も期待が持てる聖光華宝を1本仕立てで12鉢も尺鉢で栽培したのだが、着蕾時期に今年は開花が早くなりそうだと判断して4鉢ずつ3組に分けて9月3日から6日〜12日間の電照を行った、幸いそれが功を奏して表彰台に上がれたのだが、今年はそう上手く行くとは思えない、その大きな理由の一つが、この部門には多くの名人がエントリーをするからだ、昨年の審査表を見ると、厚物では菊池氏、岡野氏、平野氏、相川氏、米城氏、藤野氏、等、管物では、平野氏、遠藤氏、関谷氏、等が入賞している、開花時期が早く、出品時期に花がない状態でも名人達は花を出品してくるので、平年並みの開花時期だった場合相当な激戦が予想される。

特に、管物の場合輪径は相当大きな花の出品が予想される、上位に入るためには55〜60cmほどの輪形の花でないと優勝は無理なのではないかと予想される、又、輪径が大きく咲いても花弁がだらしなくしだれ柳のような形状の咲き方の花では花の大きさがアピール出来ないと思うので、花弁はピンと真横に張る品種である必要がある。

私は、この種目用に「聖光華宝」、「彩胡優美」、「泉郷富水」の、3種を予定している、しかし華宝は多肥で育てても素直な花が咲くのだが、他の2種は早めに肥料を切らないと素直な花が咲かない品種なので、現在その用土をCECの値を大きくしながら、ECの値を極力小さくして、着蕾時期には用土自体が肥料抜きをするという特別な仕様で用土作りを始めている。


i0 i1 i2 (1) 昨日の続きで、朝から海藻を鋏で5〜10センチに切り刻む、手の指の2箇所に豆が出来、皮がむける。

約、1立米程の海藻の山が出来、其処の上に先日掘り上げた田土を乗せて、更に籾殻と、無肥料の山採りの腐葉土を積み上げて醗酵させるつもりでいる。
(2) 自家製酵素液を水で薄めて掛ける、酵素抽出に使ったアケビが浮いている。
(3) 3立米ほどの量になってしまったので、今後少し積み込み場所を広げるつもり。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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