世界一簡単に出来る田土処理法を開発
2010/03/14 (日)

今日も朝から土麹用の田土の処理をしていて、アイデアが湧いた。

田土は、他の資材と比べるとCEC(保肥力)が大きく、腐葉土の微塵(腐植)と共にCEC(保肥力)の大きさが菊の栽培の成否を握っている。

CECは土が肥料を吸着できる能力(保肥力)のことで、いわば「土の胃袋」みたいなもので吸着できる最大量を塩基置換容量とか、塩基(陽イオン)を吸着することから陽イオン交換容量(CEC、単位はミリグラム当量と言い、meq/100g)と書く、塩基置換容量が大きいほど土はたくさんの肥料を保持することができるため、肥料が作土から流れ出すのを防ぎ肥効も持続する。また、土壌のpHやECの変動を緩和している。

日本の一般の田土の中には、カオリナイトという粘土が含まれているのですがこのカオリナイトは5〜20me/100g程の値なのですが、粘土の優等生であるモンモリロナイト(ベントナイト)は100〜120me/100gと桁違いの値になります。

i0 i1 i2 (1) 古土の麹化3日目で50℃を越す。
(2) 簡単に田土の塩基置換容量を2〜5倍程アップを図れる方法を開発。

この写真が世界で初めて(だと思われる)その方法を行っている記念すべき証拠写真。
(3) それでその方法を実用化するために、明日大量に実験予定。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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