植える花夢流「田土の処理法」
2010/03/12 (金)

昨日積み込んだ古土の麹化は約2立米程なので、出来れば後1〜2立米は欲しいので、午前中仲間達のジャガイモ植えを手伝って解散後の午後3時過ぎから、まずシイの腐葉土を土嚢袋に10袋ほどを10mm目の篩いを通す。

しかし、腐葉土や籾殻だけだとどうしても力のない用土になりがちなので、木の葉を積むときにドラム缶を地中に埋める時掘り起こしておいた田んぼの底土の利用を思い付き、ずっと雨や雪に打たせていて程よく湿り気のある田土を10mm目の篩から篩い落とす作業をする。

i0 i1 i2 (1) 田土の処理は、昔は乾燥させて金槌で叩いたり、車のタイヤでひいて細かくしたりしたが、最も良い方法は丁度良い水分量の時に篩の上に置き腐葉土の微塵やピートモスをまぶしながら揉み落とす方法。

簡単に団粒土になりロスがない、今回はこれから醗酵させるので米糠もまぶす。
(2) 丁度良い水分量を見極めるのが難しいのだが、粘りがあって粘土細工が出来るくらいの時が良い。

今回は10mm目の篩を使っているがなれないと中々大変で、15mm目がお奨め、初心者は力を入れて網の目から押し出してしまうのだが、大根おろしで大根をおろすような感覚で手のひらで円を書くようにして網の目から落とすと良い。
(3) 出来上がった田土は2時間ほどで土嚢袋に5個。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]