♪♪風の中のスーバルー♪♪   今日からニトロ・・・「花夢ニトロ」・・・で追い込む
2009/10/02 (金)

開花時期を迎え、今日から菊に与える肥料は、チッソ成分の中のアンモニア態を極力少なくする施肥管理に移る。
アンモニア態の窒素をこの時期多く吸わせると、カルシウムの吸収を妨げて花腐れが出てしまう、それなら他の日記仲間の大勢の菊作り名人様のように、肥料抜きと称して用土の中の肥料をゼロに近付ける方法をとればよいとも思うのだが、其処は欲張りな植える花夢さんは、他の人と同じでは同じ花しか咲かない、時代を数十年先取りした方法で、まだ誰も咲かせた事のない超巨大輪でありながら御上品な花を目指して、早、もうすぐ40年・・・・。

しかし、ただ、がむしゃらに、暴走しているわけではない、科学的な裏付けを元に、時代の最先端のアイテムを使っての挑戦なのだ。

それは、オリンピックの世界新記録に向かって挑戦する選手にも似ているかもしれない、水泳などでも、誰も泳いだ事の無い泳法を編み出し、それを確かなものにするために、必要な体の筋肉を人一倍鍛え、そして記録を作る、しかし現在は自分の能力を高める努力だけでは太刀打ちできない事もある、話題のスピード社の水着のように全く新しい科学技術によって開発されるアイテムも大きな力を発揮する。

植える花夢さんも、まだ他の人たちが足を踏み入れた事のない未来に足を踏み入れようとしている、多分常識のある菊作り名人様たちは、冷ややかな目でこの日記を見ていて、薄笑いを浮かべている事だろう、たった一人で孤独な挑戦が始まるのです(ここで、♪♪風の中のスーバルー♪♪)とBGMが流れる(笑)

で、今日からニトロを使うにあたって濃度や使い方を寝ないで(6〜7時間しか)考えた、粒状のニトロを利用するには栽培場に上皿天秤のはかりを持ち込むか、小分けしたものを持ち込むかなのだが、吸湿性の極めて高い代物なので、ペットボトルに高濃度に水で溶かして持ち込み使用時最適等量に薄める方法を取ることに決めた。

濃度は当分大菊液肥1500倍〜2000倍ほどで燐散水8000倍と組み合わせて1日おきに与え、間にハイポ水を使う計画を立てる。

朝、早速、「花夢ニトロ」1000倍液とリン酸水5000倍液を針管以外の菊全てに潅水しました、しかし掛け終わるとほぼ同時に雨が降り出す、やな感じ・・・早速暗雲が?・・・・


尚、水溶液を便宜上「花夢ニトロ」と名付けて、日記仲間の方で希望する方がいれば、これから先お会いした時2リットルボトル1本を先着10名様に差し上げる予定です、勿論、この時期に使わないで、通常の栽培中にお使いいただいて結構ですよ。

夜、露地の福助の内富水の一部を取り込んだ、だいぶ濡れていたが、栽培場内の菊と一緒に消毒をした。


23時40分現在
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i0 i1 i2 (1) 切花用華宝の蕾の比較、電照8日のものは昨日の日記にあります。

切花用華宝の蕾  電照10日間のもの。
(写真は10月1日のもの)

(2) 切花用華宝の蕾  華宝中では最も遅く着蕾したもののグループなので電照をしていない。
(写真は10月1日のもの)
(3) わざわざ、ノルウェーから遠路遥々我が家まで私の菊作りを応援しに来た、ニトロ(硝酸態チッソ)は硝安(硝酸アンモニア)のように硝酸態チッソとアンモニア態チッソが1対1の割合で含まれている肥料と大きく違い、ほぼチッソの全てが硝酸態チッソなのでこれから開花時期には安心して使える肥料なのです。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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