朝５時過ぎに菊に水遣りをしてすぐに山に行く、「キノコ？を採りに行く？」、いえいえそんなものではない、・・・・・

先日仲間とキノコを採りに行った時偶然見つけた、菊作りに使えるすごい宝物を掘りに行くんです。

実は昔、小菊盆栽をやっていた頃は、直幹や盆栽懸崖、更に模様木が主で、そこに石付けを少々作るだけで、木付けは全く栽培しなかった、根を作るために栽培期間が半年以上長い事も、若い時には苦になっていたが、「ライバルの長老達の持っているような素晴らしい芸術的なボク（木）を手に入れることが出来なかったから」が、最も大きな理由だった。

２〜３個は山を歩いて朽ちた木の古株を手に入れて使おうとしたのだが、なぜか気に入らず、我が家の枯れて長い時間経った梅の古株を集め細かな細工を施した事もあったが、それを使う事は無かった、名人芸を誇る長老達の木付けに使っている古木とは迫力が全く違っていた。

木付けに使う古木は、桜の木の朽ちた物が最も良い事を知ったのは盆栽を辞めてずいぶんと経ってからだった。

何年か前から山を歩いていて木の朽ちた古株に目をやる事はしばしばあったのだが桜の木の朽ちた古木に出合う事は無かったのだが、先日キノコを採りに行った時偶然それに出会った、しかし引き抜こうとしたのだがびくともしなかった、それで今日はスコップ持参で山に向かった。

不思議なもので、一個手に入れると、次々に見つかる。

本日の収穫？車に山盛り・・・・

帰りに、福助などの支柱に使う笹竹もゲットしてくる。

家族に黙って行き先もつげずに、朝食前に姿を消して、帰ったのが午後の４時過ぎ、家族には「捜索願を出そうと思った」と、皮肉を言われた。

(1) 桜の朽ちた古株。 (2) 沢山集めた、同じ趣味の方に差し上げる分も・・・・ (3) 笹竹も沢山・・・