肥料持ちの悪い培養土を、簡単に2倍以上アップさせる方法
2009/08/03 (月)

今日、今年3回目の培養土の調合をした。
腐葉土4種類(醗酵籾殻も含む)合せて約40パーセント、ナノパワー土麹アクア、人造田土合せて約30パーセント、ピートモス約10パーセント、ベラボン約7パーセント、ビーナスライト3パーセント、少量資材
として、鉄力アグリ、ヨウリン、マグホス、バットグアノ、焼製骨粉、その他・・・・
そこにゼオライト(内ソフトシリカ30パーセント混合)を約10パーセント混入して塩基置換容量をアップさせる。
この用土を良く混ぜ合わせて土嚢袋に入れておく、使う時に籾殻クンタンと竹炭とヤシガラ活性炭を合せて用土の10パーセントを混ぜて水を打って馴染ませて使う。

現在ご存命の菊栽培者の中で最も菊(大菊だけでなく)に精通しておられる御一人である岡ノ谷氏が最新の「日本の菊」81号に寄せられた「スプレー菊鉢栽培の方法」を今年から全面的に取り入れて、生育の揃いが悪く歩留まりの悪かった鉢栽培を、少ない鉢数で良い結果を出そうと考えている。

i0 i1 i2 (1) 岡ノ谷方式でスプレー菊を5号鉢に上げる。
(2) 今日も菊の培養土つくり。

どんな肥料持ちの悪い培養土でも、簡単に2倍以上肥料持ちの良い(塩基置換容量の大きい)培養土にする方法は、出来上がった用土に全量の1割ゼオライトを加える事です。

一般の菊の培養土の塩基置換容量はおよそ10r/100g、そこに150〜160r/100g(ミリグラム等量)のゼオライトを1割加えると・・・・・
(3) 7月18日に挿し芽をしたスプレー菊は本日鉢上げをしたのだが、大本命の遅挿し福助の「若つくり追い込み型」の管物系の発根が気に入らず、挿し芽後日陰に置いたままだった物を今日から直射日光に当てる。
 
 植える花夢流・菊・花と生活を楽しむ・・・
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