大きな声では言えないが「ダルマの摘心をした」
2009/06/04 (木)

今日で直売所に出荷は8日目、昨日までの7日間の内6日が完売、去年までの30パーセント以上売れ残ったのが嘘のよう。

ここ数日、直売所から帰ってお昼を食べて、3時ごろから菊に水遣りをするのが日課になっていたが今日は午後の1時ごろには空が厚い雲に覆われてくれたので栽培場に行き水遣りをする。

4月19日に挿し芽をしたダルマの金越山のうち3鉢を芽とびの無いのを確かめて摘心をする。

摘心をしながら、昨夜農園日記の掲示板の精興大臣さんの書き込みの返事に書いた言葉「最近値段の高い肥料が多く出回り、多くの方が値段の高い肥料だと良い花、大きい花が咲くものと思い込んでいる事は困ったことです。菊は、良い栽培環境と良い土作りや良い苗作り、的確な時期の植え替え、そして毎日の水遣りや消毒、摘心、等の何気ない手入れの良し悪しの積み重ねで大きく差が出ることをもっと多くの方に知ってもらいたい物です。」
を思い出して少々後ろめたい気持ちになる。

別に悪い事をしているのではないのだが、私の菊作りは教科書通りではない、そのため、一般の人とはかけ離れた時期の挿し芽や植え替え、そして摘心、更には土作り等は全く日記をご覧の方の参考にはならない、しかし私の環境と生活のリズム更に、菊の生長等を30年以上かけて細かく観察や比較実験を重ねてあみ出した独自の方法なのであえて止めようなどは努々(ゆめゆめ)考えた事は無い。

しかし、私の持論である「菊作りは沢山の落とし穴が口をあけて待っている障害物競争のような物」で一箇所ででもミスをすると一年を棒に振る場合がある、だから初心者がなぜそのようなやり方をするのかと言う科学的な裏付けや、正確なやり方を理解しないで、私のやり方の一部や表面だけを真似て失敗される事を大変恐れている、あと10年ほどもすれば何人かの方が植える花夢流をしっかり取り入れて全国の菊花展で大活躍をしてくれるだろうと確信はしているのだが・・・・・・

話をダルマ作りに戻すと「なぜ早く挿し芽をするのか」との疑問をもたれる方が多いと思うので、日記に書いた以上、政治家ではないので、説明責任を明確にしておく必要があると思うので、簡単に私の菊作理論(本来は菊作り理論、又は、菊作り論が正しいと思うのだが・・)を書いておきます。

続きは仕事から帰ってから・・・

と考えていたのですが、仕事から帰ったのが0時少し前、暇を見て書き込みます。


i0 i1 i2 (1) 切花用の大菊は、伸びた物では現在80センチほど、肥料を与えたのでこれから見違えるように成長すると思う、私は草丈1メートルまでは支柱が無くても大丈夫な樹作りを心がけていて福助などは開花するまで支柱を立てていない、しかし、水遣りはシャワーのようにして葉の上から大量にかけているので万が一成長記録サンプルが折れてはいけないのでそのうち何とかしなければ・・・・
(2) 切花用大菊の間に10鉢ほど極早挿しダルマがある。
手前の2鉢と左の前から2番目が今日ピンチをした。
(3) 他の方よりは少し早目の私のダルマ。

ポットの底から根が出てきているので3〜4日中に4,5号〜5号鉢に植え替える予定。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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