菊の生育を飛躍的に良くするサーモゲルを練りこんだ史上最強のナノパワー土麹誕生
2009/04/14 (火)

今日一日かけて新ナノパワー土麹アクアの開発実験をする。

先日のミニオフ会の前に行われた東京重陽会の会場に内田ケミカルの販売ブースがあり、そこででサーモゲルの話を社長さんから聞く事ができた、サーモゲルは菊用に粒状に加工する会社が生産を中止してしまったのだそうで内田ケミカルで生産しようとすると数千万の設備投資が必要なので出来ないとの話だった、私はゼオライトやベントナイトと練って加工しているとの話をすると、今まで売られていたサーモゲルはベントナイトで加工している事や、加工前の物は余りにも危険で一般の人が扱う事は避けたほうが良いと教えてくれた。

オフ会では源六丸さんから高分子ポリマー18キログラムを分けていただく事になっていて同じ物を数ヶ月前に赤星君から8キログラムいただきそれを使っているが沢山の水を吸ってゲル化するので鼻から吸い込んで呼吸器官を痛めないようにマスクをして取り扱っているのだが「危険」と言うほどの認識は無かった。

ミニオフ会の会場にYAMATO-1205さんも高分子ポリマーを持ってきて皆に差し上げると日記に書き込みがあったのでこれも同じ製品だと思っていたのだが何と袋に「サーモゲル」と書いてある、源六丸さんの物と比べると若干色も違う・・・・・ラッキーだった・・・・

さて、そのサーモゲルをバケツの水に溶かそうとしてコップですくいバケツに空けて見てビックリ、水に浮いてしまう棒でかき混ぜても水に浮いたままなかなか水に馴染まない、やっと水に溶かして数時間たっても片栗粉で作ったのりのような状態にしかならない、現在使っている高分子ポリマーが砂糖の様な粉なのに対して、サーモゲルはそれより数倍軽くて綿埃のように舞い上がる性質があり「内田の社長が言うように吸い込んだらとても危険な代物」と感じた、しかし、温度が低い時水を吸い込み気温が上がりだすと水を放出する優れた性質は私の土麹に何としても取り入れたいので、何通りものサンプルを作り、やっと満足のいく、植える花夢の土作り史上最強の土麹「ニューナノパワー土麹アクア」の練りこみが完成する。

i0 i1 i2 (1) サーモゲルの微粉は水に浮いてしまう。
(2) 土麹作り開始。

白いのメレンゲ状のものがサーモゲル。
(3) 練りこみが完成したニューナノパワー土麹アクア(今後はニューとは呼ばない)
この後、土嚢袋に詰めて腐葉土の山に埋めた、2〜3日醗酵させて本当の完成。・
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]