無題
2009/03/23 (月)

家庭菜園にしても、菊作りにしても、土や肥料の正しい知識がなくては鉢やプランターに使う土は畑や田と違い、水はけが良く、水もちも良くその上肥料を捕まえて置く力も必要です、そのような土は自然界には存在しないために、腐葉土や、赤玉土などいろいろな材料をブレンドして使っているのですが、その材料の赤玉土が問題なのです、関東ローム層といわれる火山灰土なので燐酸を捕まえる力がとても強くてあまり良い土とはいえないのです。
世界でも特に生産性の高い土の一つにウクライナの黒土帯が有ります、ここの土は「土の王様」とも呼ばれ大変肥沃で、肥持ち良い土です、なぜ?、というとその土に含まれる粘土に秘密が有るのです、ここの粘土はモンモリロナイト(モンモリン族)と言う粘土を多く含んでいるのです。
それでは日本の土は、といいますと、赤玉土に含まれる粘土は、アロフェンと言う粘土で、火山灰土でない日本の土に多いのはカオリン族の粘土です、どちらも肥料を捕まえておく力(塩基置換容量)がモンモリン族と比べるとけた違いに小さいのです。

カオリナイト( Kaolinite )は、アルミニウムの含水珪酸塩鉱物で粘土鉱物の一種。カオリナイトの名は中華人民共和国|中国の有名な粘土の産地である江西省の高嶺(カオリン:Kaoling)に由来する。高嶺で産出する粘土は、景徳鎮で作られる磁器の材料として有名である


モンモリロナイトを含む土のほうが, カオリナイト, アロフェン等を含むと考えられる土 よりも吸着量は多く, 各種粘土鉱物への吸着はモンモリロナイト>ハロイサイト>カオリ ナイト>アロフェンの順で多かった.また腐植酸, ピートモス, ニトロフミン酸なども

 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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