私のベントナイト(猫のトイレ砂)を使った人造田土及び土麹の作り方 その1
2009/03/16 (月)

私は菊に使う田土を手に入れるために、市が管理する元稲田だった池や道路拡張予定地の田んぼなどを探し出し許可をもらい手に入れていました、8年ほど前に、休耕田を畑にして野菜を作っていた片隅に菊の土をとる目的だけの田んぼを作り、その土を使って菊に使おうと試みたのですが土の粘土質が強くなく何とか強い土を得たいとの考えから、世界最高の粘土のモンモリロナイトから出来ているベントナイトを手に入れることが出来これを6年前から田んぼに投入してその土を使って菊作りをしてきました、しかしこのような土を土で困っている多くの方に利用してもらおうと、ホームセンターに猫のトイレ砂として置いてあるベントナイトを使っての人造田土と土麹の作り方を公開してきたのですが、その作り方は大変な労力がかかるために、それを真似をされている方の多くが手を抜いてしまい、出来上がったものが私の作っている物とは明らかに別物になっていると思われるのと、私自身が余りにも腕や体に大きな負担がかかるために3年前から左官屋さんが使う小型のコンクリートミキサーの中古品を手に入れてもっぱらそれを使って、少しは楽な方法で作っているために、私の日記からはベントナイトを使っての人造田土の作り方は消しておいたのですが、菊仲間の方で試される方が数人いるようなので少しでも参考になればとここに書き込むことにします。

i0 i1 i2 (1) 猫のトイレ砂を使う方は、使う1日ほど前に5ℓの土に対して4〜5ℓほどの水か燐酸水20〜50倍液4〜5ℓで塊を泥んこ状態にしておく、土も赤玉土の小粒や芝の目土等として売られている粒状の土を使う場合は5ℓに対し4〜5ℓの燐酸水10〜20倍液に浸しておく。
(2) 粉のベントナイトが用意できる場合は当日用意できる、写真はその材料。

左上、ピートモス2mm目の篩から落ちた微粉15ℓ。
右上、腐植(ミミズの糞や腐葉土2mm目の篩から落ちた微粉)15ℓ。
左下、微粉のゼオライト(山や田の地表より40〜50cm底の方の土でも良い)10ℓ。
中央の白い粉、ベントナイト10ℓ(私はNa型ベントナイト3対、Ca型ベントナイト2の割合で使っている)
右下の受け皿の上の方の黒く見えるのがヨウリン300ml、下の方の茶色いのがバットグアノ600ml。
(3) 始めにピートモスと腐植の2割を別に取り分けておく。

ピートモスと腐植以外の材料を船に空け、(前もって水につけておいた猫のトイレ砂等の粒状ベントナイト及び粒状の赤土や黒土等も)材料をよく混ぜ合わせる(私の場合は微粉の材料なので乾いている状態で混ぜる)

 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]