無題
2009/03/15 (日)

やっと中鉢培養土用の腐葉土が準備出来た。

毎年実績を残している名人の方々は、使う3〜4ヶ月も前に培養土の材料を調合してそれを寝かせている、初めてそれを目にしたのは40年ほど前、当時東京重陽会の理事長(その後会長)をされていた竹原先生の東村山市の御自宅に伺った時のことだった、赤玉土、腐葉土クンタンなどを調合した用土を10リットルずつ容器に取り分けてそこに燐酸分の多い乾燥肥料とホルゲン(髪の毛などを蒸し焼きにして作るといわれ当時500g?程で大阪の渡さん?から取り寄せて私もずいぶん使った、日記仲間で使った事のある方ははまちゃん?くらいだろうか)を少量ずつ混ぜ込み、何枚もの板で作った用土のねかせる専用枠(上が狭まらない跳び箱のように何段も板を積み上げられる)に広げては水を打ち、又、用土を広げては水を打つという作業を続けるのだ、何時も使う直前に用土を調合してすぐに使っていた私には衝撃だった、しかし、その後関東の多くの菊仲間を訪ねてポットや中鉢の時期の成育が自分と比べて余りにも良くないのをを目にして、赤玉土が主体の培養土の場合は、竹原先生の様に早くからねかせて用土を馴染ませないとだめなのだろう、私の場合はそうしなくても大丈夫と、3年ほどでねかせる手間を省いてしまったのだが、昨年福助とスプレー菊の用土を1〜2ヶ月ねかせて使った所生育がすこぶる良かったので、今年は培養土に手間暇を充分に掛けたいと考えている。



 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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