最強パワーの人工田土と土麹、(*^_^*)
2009/02/25 (水)

1週間ほど前に参照回数の累計がほぼ120000近くだったのが、「0」になり、その後1200以上に回復していたのだが本日又「0」になっている。

日記仲間の所に次々に数百単位で訪問している数字って、もしかすると私の数字の分配?(苦笑い)

朝早くから畑のハウスに行き土作りを頑張る。

材料の新配合によるナノパワー田土アクアの試作品作りなのだが、そもそも「人造田土や土麹をなぜ作ったか」なのだが、田園風景が広がり、身近に稲作農家が有っても、菊に使う田土を手に入れることはとても困難で、手に入れても粘土質ではなく水を掛けるたびに崩れてしまうような田土が普通なのです。

25年ほど前から地元の菊仲間の多くは赤玉土を使っての菊作りに移行して行ったのですが、初期の生育が田土には到底及ばなく、特に短期間で一気に育て上げるダルマ作りや福助作りでは、元々技術的に未熟な上に用土で差が付くと致命傷で到底大会で良い成績など夢のまた夢に終わるのは目に見えているのです。

何とか毎年コンスタントに良質の田土を手に入れたい、との思いから、研究を重ね、粘土の中には一般の日本の粘土よりも4〜5倍優れた「ベントナイト」と言う粘土があり、それがホームセンターで猫のトイレ砂として安く売られていることが分かり、それを使っての人工田土や土麹開発を重ねているのです。

今では塩基置換容量(CEC)が100meq/100g前後の工業用のNa型ベントナイトとCa型ベントナイトの微粉や塩基置換容量(CEC)が150meq/100g程のゼオライト微粉が手に入り、それに更に塩基置換容量の値の大きな腐植や、ピートモス、を使い、そこに粉状のバットグアノをたっぷり混ぜ、米糠と自家製のアミノ酵素を混ぜ込んで作った土麹は一般の田土とは比べ物にならない優れものなのです。

この土麹を使って作った培養土では菊がのびのびと育ち、開花後、鉢を空けて用土をたたくとまるで串刺しの団子状態に根がぎっしりと土麹に入り込んでいるのです。

それが昨年、今での人工田土や土麹に新たにサーモゲルを練りこんだものを使ったところ、スプレー菊などは7月21日と大変遅くに挿し芽をしたうえ、栽培期間中2回ほどBナインをかけて育てたのに開花時期には2メートル以上にも育って大輪の花を30花も一気に咲かせたのですが、それよりも驚くべきことは8月2日にポットに上げたものを電照が終わる9月7日まで36日以上もの長い間小さなポットのまま置いていても、根が老化せず、苗が若々しく維持しておけた事です、これはサーモゲルを練りこんだ田土のパワーだと思っています。

i0 i1 i2 (1) 22時現在
(2) 昨日仕込んだ「ナノパワー土麹アクア」、20時間ほどで温度が70℃を越えている、腐葉土は積み込んで2ヶ月ほど経っていて温度は20度を割っていたのだが・・・

日記仲間の中に折角の腐葉土の中に入れずに、上にちょこんと置いておく人が何人かいるのだが、腐葉土の中に入れてあげればすぐに温度が上がるのに・・・・
(3) 真っ白になっていて明日にも10mm目の篩から落として、更に、7,5mm目、2mm目と篩い分けをする予定。

水を大量に含ませたゲルに一般の猫のトイレ砂(ベントナイト)を使うと(粒状のベントナイトは水に漬けてどろどろにする必要があるため)水分が多くなりすぎて理論的には作るのは不可能に近い貴重な用土。
 
 植える花夢流・菊花と生活を楽しむ・・・
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