切花の奨め その2
2009/02/03 (火)

本日は写真の3鉢だけ植え替えをする。さて、菊栽培において、最も重要なものに「日当たりが良く風通しの良い栽培場が確保できるかどうか」と言う栽培環境の問題がありますが、残念ながら、住宅密集地での菊栽培においては、そのような場所の確保が困難な場合があります、その場合には、あえて厚物系の栽培にこだわらずに、比較的半日陰でも作り方によってはかえって半日陰の方が素直で良い花が咲く、管物系の切花栽培をお奨めします。管物系と書いたのは、太管(ふとくだ)、間管(あいくだ)、細管(ほそくだ)、針管(はりくだ)のいわゆる管物の他に、同じような栽培環境で、同じ様な栽培方法で育てることの出来る、一文字や、美濃菊も含めたものです。これらは、品種によっては、厚物と同じような環境と栽培方法で厚物並みに肥料を与えても良い物も中にはありますが、総じて挿し芽を5〜6月頃と厚物より若干遅くして7〜8号鉢で1〜3本に仕立てて優しく作った方が素直な大輪の花が咲くものです、1日に5〜6時間ほどしか日の当たらない方や、栽培場所の狭い方にはこちらをお奨めします。品種は、沢山あるのですが、太管(ふとくだ)、では「泉郷情熱」、間管(あいくだ)、では「聖光華宝」「泉郷富水」、細管(ほそくだ)、では「天女の名所」「彩胡優美」、針管(はりくだ)「泉郷深草」「玉穂の未来」等が展示会で入賞率が高く、一文字では「玉光院」「新玉光院」「岸の北極光」美濃菊では、「庵姫」「美濃の暁」「王冠殿」等が有ります。

テスト


i0 i1 i2 (1) 福助のまま露天の栽培場に放置中の華宝
(2) 茎を切り落とし、葉も少し剥がし、ミズゴケを取る。
(3)
 
 植える花夢流・菊花と生活を楽しむ・・・
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]