出品用菊の栽培は止めて実生と門下生に対するサポートに専念する予定
2009/01/02 (金)

門下生の方から苗が欲しいとの書き込みがあり、栽培場に行ってみたが・・・・・・全国大会に行く前に水をかけたきり水遣りをしていないのでほぼ全滅で昨日の写真の実生の管物の苗も残念ながら在りませんでした。

実は昨年の全国大会に参加し審査後,仲間達と菊の大会出品は止めにしようと話し合い、会場の花も見ないで観光を楽しみ、その後菊の研究会(山学校)を解散していたのです。

大会等に出品参加は止めても菊作りと門下生のサポートを止めたわけではありません、しかし今年から菊の栽培は実生に専念するため現在庭先にある改作用の150種類ほどのスプレー菊の親株と、種を採った大菊の金越山、華宝、富水等5種類を除いて手元に菊は無い状態です。

しかし、種だけは「ごまんと」いやいや7〜10万粒程もあるので門下生の方には、一人1000粒ずつでも2000粒ずつでも差し上げることが出来ます、文字通り実生園なのです。

特に今年のスプレー菊の実生はすごいんです鉢植えにしたとき地際から20〜30の葉の付け根に蕾が付き花が咲くような品種が多く出るはずなのです。

更に、盆裁用小菊の実生でも、盆栽菊の基礎を作られ多くの品種を発表された中島為次先生以来まだ誰も本格的な品種改良を大々的にされていないので、三年計画で40〜50品種を生み出す予定でいます、又、大菊の実生も管物、美濃菊一文字を中心に頑張る予定でいます、そのために今まで集めた木の葉で作る腐葉土はほぼ全部畑用なのです。

実生園の名前は商売にする予定ではないのでまだ考えていませんが、私の実生による品種改良は、菊以外の花でも20年以上前から、スグキ菜や小麦、牛蒡等の野菜やブルーベリーや梅等の果樹でも沢山手がけているので、農園の名前の「花野果農園」(はなやか)に因んだ物にして野菜等の種や苗も入れたカタログをお遊びで作り門下生の方々に配布予定でいます。

i0 i1 i2 (1) 50日ほど水を与えていないので菊はほぼ全滅。
(2) 庭先の改作用親株だけは何とか
(3) 私の選抜品種の牛蒡、40〜50センチと短く作りやすく、色白でとても柔らかく、香り豊かで美味しい牛蒡です。

希望される門下生の方には種をお送りしますよ。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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