サミットを前に用土に炭を使う運動を・・・・・・・・
2008/07/06 (日)

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沢山の方に覗いていただき昨日9万アクセスが出来ました有難うございます。

これは、今日の植える花夢菊作り道場奥義奥伝日記と同じ内容です。

地球温暖化の原因とされる二酸化炭素は炭素と酸素が結びついたものです、人類はたった200年余りの短い期間に地中に眠っていた炭素化合物の石炭、石油、天然ガスという化石燃料を湯水のごとく使い工業を発達させ生活を豊かにしてきました。

しかし、その結果二酸化炭素による温室効果による温暖化と更にはそれらが原因とされる異常気象等による災害や食料難で人類の存続が危ぶまれると危惧されています。

ご存知のように二酸化炭素は、植物が光合成をする時の原料として植物の葉から植物体内に取り込まれます、その取り込まれた二酸化炭素は植物が枯れると長い時間をかけて分解をして、又、二酸化炭素として空中に飛散します。

しかし植物を簡単に腐らせたり燃やしたりしないで長期間利用すれば二酸化炭素の固定と備蓄効果が有る物と私は考えます、その点では日本は世界でも最も二酸化炭素を固定している国だとサミットで福田さんが胸を張っても良いのかもしれません。

それは日本には木の文化があり、木を使って家や建物等を建てているからです、日本中で木材として家建物等に利用されてい木に含まれている炭素は莫大な量だと思いますので、それは二酸化炭素を固定している事になるのですが・・・・・・しかし、その木材が熱帯雨林や欧米の針葉樹林を伐採して現地の環境破壊を招いていることもいがめない事実なのでやはり福田さんが胸を張るわけにはいかない・・・・・・

又、今、東南アジアのマングローブ林が次々に伐採されて木炭にされて日本に大量に輸入されていることが大きな国際問題になろうとしています、前置きが長くなりましたが、私は国内に大量にある竹で炭を焼いて、木炭と同じように利用したり、農業や園芸にも大いに利用をすることを提案したいのです。

木材と違い竹はご存知のように草です、春に竹の子として芽を出した物が2ヶ月足らずで大きさと見た目には数年経った物と同じになります、その竹を炭にして利用することはとても良いことで環境破壊にはなりません。

今、山や竹林は人の手が入らないで荒れ放題になっているところが増えています、農村の高齢化と手入れをしてもそれに見合う見返りが無いからなのです。

特に戦後杉や檜等を植林した山の多くは間伐など手入れをしないまま放置されていたり、間伐がされても切り倒されたまま放置されているところが目に付きます、荒れた山は大雨等の災害に弱く健全な治山治水が出来ないのが現状です、間伐材での炭焼きも良いかもしれません。

趣味とはいえ家庭菜園や菊等の植物を育てていることは栽培の多少に関わらずとても地球の環境、特に二酸化炭素の減少に寄与している事になります。

更に、栽培する培養土に竹炭や活性炭などの炭を5パーセント程使うことが普及したならば相当な量の炭素の地中保存が出来るものと考えています。

培養土に竹炭などの炭を入れることは、単に二酸化炭素の減少が目的では有りません、炭には、表面積 1200m2/g以上(一円玉一枚分の 重さで畳700枚分の面積)という脅威的な表面積による活性化パワーがあり、更に、貫通微細孔を持つ竹炭には、土に含まれる化学物質などの吸着及び分解面積が大きくなるという特性があり培養土の持つ小さな隙間と培養土の表面積のアップが図られ、炭の中の微細な隙間は有益なバクテリアの住処になり植物の成長を促進します。

i0 i1 i2 (1) 最も手っ取り早く竹炭を細かくする方法。
土嚢袋に半分ほど竹炭を入れる。
それを厚手のビニールに入れて、車の滅多に通らない道路に置き
(2) 車のタイヤで何回も踏み潰す。
それを篩い分ける。
(3) 昨日そのようにして細かくした竹炭。
右が5mm目〜1mm目。
その隣の2袋10mm目〜5mm目。
私は今年ヤシガラ活性炭とあわせて土嚢袋10個ほど炭を使う。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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