藪医者、本日は歯医者の気分
2007/09/29 (土)

電照8日目

午前中は早くから仕事だったので水遣りのみ、本日からハイポ水と燐酸水を共に3000倍から再び5000倍に戻し、ウルトラキングも3000倍にする。

夕方、昨日に続き福助の蕾を1つにする作業、玉光院は芯蕾の周りの蕾は比較的大きくピンセットで取りやすかったのだがその下の葉の付け根にある脇芽がとても小さく作業が難しい、それでも玉光院の8割ほどの鉢の蕾を1個にした。

次に兼六香菊、ほとんどの鉢は25日ごろ一個にしてあったのだがその時残した鉢の蕾は、敦賀の雪や玉光院と比べると数倍大きく、簡単に処理できた、蕾を落とすとピンセットを作業台に置き、Bナインの付いた筆で傷口をこすり、又ピンセットに持ち替えて蕾を落とす、その動作が歯医者が虫歯治療をしているようで思わず笑いそうになる、歯医者なら「なぜこんなに大きくなるまで放って置いた、もっと早く治療をしなければだめだろう」なんて言われそうな状況である、最も落語に出てくる藪医者だと、いつでも手遅れと言うそうで、落ちでは、今そこで怪我をしたと言うと「だから手遅れなんだ怪我をする前に来い」だったか?。

暗くなってから、育ちが悪く栽培場の隅に隔離していた、福助の美濃菊「新清光殿」を蕾を一つにする、増し土もしていないのだが、ほとんどの美濃菊がBナインの薬害でだめになってしまい、3鉢ほどの玉光の暁だけの持ち駒では、今年の私の菊は福助だけに打ち込んでいるので、全国大会でせめて福助全種目にエントリーをして全種目で入賞を夢見ているので(全種目で特別賞とか、お立ち台とか大風呂敷を広げたい所なのだが力不足で・・・)こんなお恥ずかしい菊でも、藁にもすがる思いで増し土をして、本日より電照をして開花時期の調節を図る。

i0 i1 i2 (1) こんなに小さい脇蕾を取り除く。
(2) 右側手前が玉光の暁、その横の小さな福助が「新清光殿」後ろにある敦賀の雪と比べてもとても貧弱。
(3) 新たな栽培台の敦賀の雪、右側(北側)の鉢が蕾を1個にした、育ちの良い本命の菊は4〜5日後に1個にする予定。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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