菊作りの設計図(計画表) U
2007/03/14 (水)

《私の切花厚物の計画表 その2》

そんな訳で、盆あがりの8月下旬に私と奥さんの2人で、早速訪れたのだが、菊を見て度肝を抜かれたのである。
50日ほど前には、茎も細く、葉も小さく貧弱で、訪れた誰もが「今年はだめなんだろう」と思ってがっかりして帰ったのに、目の前の菊たちは、草丈が2メートル以上に育ち、見上げんばかりの大きさで、葉も20センチほどで、手のひらを広げたよりも幅が広く雄大で、まるで菊の林の中にいるようだった。

その後、蕾の時期や、咲かせ場で脚立で花の手入れをする時期など何度も訪れる事になる。

その次年だったか、神奈川県川崎市での全国大会に、菊地さんが、新花の部(普及花)で超巨大輪の国華創雲を出品されて、お立ち台に上がった、当時キングサイズの部があったのだがそれらの上位の花の倍近くも有りそうな、尺鉢を逆さにしたような花だった、私もその年、新花の国華創雲の苗を国華園より取り寄せて作っていたので、菊地さんの栽培している3〜4鉢ほどの創雲の育ち具合をを春から注目していた、その花が目の前でかって見たことのないようなとんでもない大花を咲かせたのである。

その時、菊は木作りが如何に大切かを身をもって感じたのだった。

そんな訳で、今年の切り花の厚物は、3月末に挿し芽をして、思いっきり木作りをしてみようと考えている。
(菊地さんは5月に入ってから挿し芽をされて栽培をされるのだが、私は腕が悪いので、早めにスタートをする予定)

i0 i1 i2 (1) 本日の大掴み「冨山の雲」
(2) 本日の一文字「玉光院」
(3) 本日の一文字「岸のオーロラ」
 
 植える花夢流・・・花と生活を楽しむ・・・
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