世界一繊細な菊
2006/10/17 (火)

全菊連全国大会 敦賀大会まであと24日


菊の世界には、古典菊と呼ばれ、茶花にも利用される可憐な「嵯峨菊」や「肥後菊」等もありますが、繊細で雅な菊といえばやはり、管物の中の「針管」でしょう。

花弁はストローのように中空の管弁で、その管弁は1ミリほどの極細い花弁で、花弁をまっすぐにピンと伸ばし、花弁の先には、2〜3ミリほどの小さな硬い玉を付ける、そんな花弁が多数集まり30センチほどの花を咲かす、花芯は茶道にに使われる茶筅状なる。

そのような花に添える切花用の支柱は、スチール製の添え竹では、風情が無い、茎よりも細い竹がいい、そんな訳で直径が2〜3ミリの竹も多数用意して、黒い塗料を使い畑で120本ほど染めた。

今年の全国大会では針管の審査主任はネット仲間の「はまちゃん」が務める、ぜひこの部門にも出品をしたいものだと考えている。

此処4日ほど風邪がひどく、夜はほとんど熟睡できてなく本日もやっと午後に起き出す。

毎日夏のような天気で、1トンほど入る貯水槽の水も2日しか持たない。

i0 i1 i2 (1) 針管、「玉穂の未来」。
(2) 野暮ですが、定規を添えて見ました。
(3) 午後1時から4時間ほどで120本ほどの竹を染める。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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