2006/10/05 (木)
全菊連全国大会 敦賀大会まであと36日
特別忙しい訳でもなかったのだがなぜか、水遣りに栽培場に向かったのが11時過ぎになってしまった。
いつものように、120リットルのポリ容器にハイポネックス粉の10倍液を120ミリリットル(10000倍)、ハイポネックス液体60ミリリットル(2000倍)を溶かしその中に大きなタンクからサイホン方式で水を少しずつ足しながら今最も濃い液肥が必要なスプレー菊に水を掛けはじめて、愕然とする。
今年の全国大会特別競技花切花で最も期待をこめて作っていた「ムーンライト」が大変なことになっている、中断より下の葉がぺなぺなになって下を向いているのだ、芽先はぴんとしているので根腐れではなさそうだ、不思議なのは、「ローズ」と「アイボリー」はなんとも無いことだ、手前から、芯挿しの「ムーンライト」8鉢、芯挿しの「ローズ」8鉢、茎挿しの「ムーンライト」24鉢と並べてあるのだが、真ん中の「ローズ」は異常がなくその両脇の「ムーンライト」のすべてに症状が出ている何の前触れもなく突然にだ、・・・・
昨秋全国大会の会場で、初めにカタログでは「アイボリー」がダントツでよく見えたのだが、会場内で実物の花を見て「ムーンライト」が本命だろうと感じ、今年の栽培鉢数を「アイボリー」や「ローズ」の4倍も作ったのに、あぁ・・・・・・
更にダブルパンチ、電照を6日ほどした一文字「岸のオーロラ」が2〜3日中にも甘皮が切れそうなのです、現在までとてもよく育ち全国大会に行っても恥ずかしくない花が咲きそうなのだが、破蕾から25日ほどで満開になる私の栽培場では1週間ほど早く咲きそうだ、涼しい所に移して何とか花を送らせようとおもっているが、あと3〜4日電照を続けていればと悔やまれる。
更に更にトリプルパンチ、実生の改作中の管物2種類に白さびが出てしまった、この時期いつものように半月に1度の消毒では危ないと思っていたのだが、「天女の名所」などの他の切花や福助などは大丈夫なのだが、品種の性質を見る等と、適当な消毒をしていたので罰が当たったのだろう、今年の花を見て良かったなら来年思いっきり沢山栽培してお立ち台を目指そうと思っているが・・・
がっかりして本日の水遣りを途中で切り上げてふて寝を決め込む。
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