最後まで気を抜かず、Bナイン
2006/09/09 (土)

全菊連全国大会 横須賀大会まであと427日
全菊連全国大会 敦賀大会まであと62日


今年の福助は、発根が良かったこと、スピンアウトのポットを使ったため根張り抜群であること、ベントナイト土麹などを使った培養土が優れていること、草丈を低く作るために200倍と高濃度のBナインを使ったのだがそれが良く効いていること、等からまずまずの出来で、あとは、肥料をスパッと切ることが出来れば、日比谷でも全国大会でもそこそこの成績が残せそうな所まで来た、大相撲に例えれば、横綱昇進がかかった場所で、10日間勝ちっぱなしと言う大変良い成績でも、あとの残りの5日間をふんどしを締めてかからないと、最後の最後で天国と地獄の差が出てしまう、勝負とは非情なものなのです。

兼六香菊は平成9年の兵庫県明石大会の時のデーターより、生育や葉の大きさが若干上回っていて、あの時玄関を入ってすぐのところで、福助の兼六香菊等が大きく咲いていたので人垣が出来たのだが、その時の兼六香菊の草丈37センチ、葉の大きさ17センチ、花の大きさ28センチを越える可能性が出てきた、しかし、福助は、葉が大きければ大きな花が咲くものではない、いかに大きな葉でも、それが1〜2枚では話にならない、大きな葉が何枚も整然と積み重なってそれが、活発に光合成が出来る様に、葉の裏に気孔が密に付いていることが、とても重要なのです。

今年はBナインを200倍という高倍率で使ってきた(昔125倍の時もあった)ので、例年より若干草丈は低めであるのだが、この時期に油断して間延びをしては後で悔いを残すことになる、最後まで気を引き締めてかからねばならない、私の口癖「菊作りは障害物競走みたいなもの」なのであるから、何か一つでも、間違いを起こして、こけるとまた来年1からやり直しなのである。

スプレー菊の電照も昨日で終わり、鉢と鉢の間隔をあけて今日から追い込みに入る、今日徒長しないようにBナインをかける。

本日、福助にBナイン300倍を散布する。

i0 i1 i2 (1) 前回、Bナイン200倍液を5リットル作り、3リットル使い2リットルが残っている、私は蕾が付いてからも、蕾にも平気でBナインをかけてしまっているが、やはりこの時期余り濃いものはかけたくないので水を足して薄める。
(2) 1リットルほど水を足して3リットルに増やす、300倍液になった。
(3) 本日の聖光華宝、これから7〜8センチほど伸びて、上の方の葉がぐんぐん大きくなる、花の大きさも、昨年のワールド菊花大会の富水の花弁の長さ27センチ、花の大きさ48センチを上回るはずなので、60センチ近い大きな花が咲く可能性が高い、展示会でこの福助を見た方は「度肝」を抜かすはずである、展示会が楽しみである。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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