昨日、全菊連全国大会、敦賀大会実行委員会より大会開催要綱が届く、中を見てビックリする、特別競技花のスプレー菊が２種目あるではないか、てっきり７号鉢３本植えに変わって切花の競技種目が設けられた物と思い込み,何の準備もしていなかったのと、特別競技の切花用のスプレー菊も２０日頃の挿し芽の予定でいたのだが、余りにも育ちが良すぎるので１０日ほど遅らせて挿し芽をする予定でいたのだが急遽挿し芽をすることにする。

菊仲間の佳栞園さんの件で、私も何かメッセージを送ろうと思ったのだが、多くの方が心配して励ましのメッセージを送ってくださり、やさしく思いやりのある菊仲間たちの気持ちが大変うれしく、とても心にジンとくるものがある一日だった。

そんな訳で私から菊仲間にメッセージ、最近の日記を見ていると、活力剤「○ング、○○○ゴールド活力液など」を多用している方が目に付きますが、活力剤も使いすぎると害が出ます、まして、挿し穂や挿し芽苗をそれらに漬けるのはとても危険で、何人かの方が挿し芽をだめにしてしまっているので、御注意ください、また、初期に用土の中にアルカリ資材（石灰やヨウリン）を投入しますと土の中のアルミナが溶け出して鉄と結びつき鉄欠乏症を引き起こし、葉脈以外が黄色になる症状が現れることがありますのでご注意ください。

また、植え替え（ポットに上げるのも含む）直後（２〜３日以内）のＢナインや消毒も薬害の出る恐れがあります、福助用の挿し芽苗がポットに上げて伸びる恐れがあるときには、ポットに上げる２〜３日前に挿し芽箱の時点でＢナイン３００倍程度の物をかけておくと、薬害も無く伸びる恐れも無くなります。

(1) 挿し穂は、私の独自の「葉齢理論」に基づき、すべて茎挿しです、「サンセットいわきＪａｐｎ」は贅沢に葉を３枚付けました。 (2) 特別競技花の南栃市の「ムーンライト、ローズ、アイボリー」ともに葉が大きく６月に植えた小苗が、１メートル５０センチにも伸びてしまった、左の、「サンセットいわきＪａｐｎ」と比べると右の挿し穂は葉も茎も巨大です。 肥料はほとんど与えていないのに驚きの生育、太い挿し穂は発根が良くないのでかえって心配です。 (3) 挿し芽が済んだ挿し芽箱は「岸のオーロラ」の置いてある最も涼しい棚の上に置く。