腐葉土の積み込みと切り返し
2006/01/16 (月)

一昨日の雨で腐葉土を積んでいる畑の山から流れてくる沢水の水量が増えたと思うので仲間たちと畑に行きクヌギの木の葉の積み込みをすることにした。

畑に行って驚いた、水が木の葉を積み込んでいる畑中にあふれるほど溜っていて、沢からの水が水道の蛇口を全開にしたほどの勢いで流れ込んでいる。

慌てて水の流れを止めて、クヌギの葉の積み込みを始めようとしたのだが、木の葉を水に漬けるために掘ってある小さな池の水量が多く、木の葉を袋から空けて足で踏もうとすると長靴が水の中に潜ってしまうので、1度に3袋を空けて木の葉に水を吸わせるために皆で踏み込んだ。

金曜日にクヌギの葉を積み込んだ腐葉土の山は、まだ3日しか経っていないのだが、すでに温度は60℃に達していた、例によって外輪山方式で熱のこもっている中心部の木の葉を外側にかき出して、中央に出来た穴に新しい木の葉を積み込んだのだが、水が沢山あるので仕事がはかどり、午前中の2時間で木の葉袋を9袋積み込むことが出来た、これで15袋分積み込んだことになる。

隣に積んである、椎と樫の腐葉土は先週の月曜日に積み込み、3日前の金曜日に温度を計った時には70℃越えていたのだが、今日は63℃に温度が下がっていた、午後からは、椎と樫の腐葉土の本格的な切り返しを行うことにした。

まず切り返しをする時、その場でするのではなく、隣の土地に積み込む場所を作りそこに積み込む方法を取る、この方法は毎年恒例なのだが、腐葉土の腐植化が進むにつれて水場から遠ざかるのだが、腐葉土が熟成すると水はそれほど必要とはしないので、水場の近くの場所はこれから新たに積み込むための場所を開けるための方法でもあるのだ。

又、最終的に積み込んで良い腐葉土を作るために微生物が住みやすい温度を維持するために地面と接する底の部分には断熱効果のある籾殻を厚めに敷いて、更にその上にシートを敷き、そこに積み込むのだ。

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 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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