全国大会審査
2005/11/10 (木)

午前8時に出品が締め切られた菊を、審査会議と、臨時総会を済ませた審査員が審査をするのだが、毎年問題のあるスプレー菊の審査の様子を仲間達が見守る、毎年、スプレー菊の種目の審査では色々手違いやら、不適切な審査が行われているので、10月に審査員に委嘱状を配る時にスプレー菊に限って新たな審査基準が示されそれが今大会から適用されたのだがそれらは残念ながら勉強不足の審査員には理解されなかったようで、審査終盤にただ一人の審査員の指摘によって何とか少しまともな審査になったようで、審査の裏を読んだ私の予想が外れて出品花の中で最も審査基準に適応していた私の菊で奥さんの名前で出品した花が優勝して、私の菊は3位だった。

表彰式後の一般開放の時、お立ち台のスプレー菊の前で、審査を担当したと思われる人が、「本当はこの菊より良い花があったのだが花びらが少し虫に食べられていて3位になった」と話していたが、やはりその程度の審査だったのかと、改めて苦笑いをしてしまった。

それにしても、他の種目でもお粗末な審査がまかり通っていて、せっかくお立ち台に乗って喜んでいる方には申し訳ないのだが、一位になってお立ち台に乗った花よりどう見てもその下にある花のほうがよいものが数点あった、審査員にもっと具体的に審査を教え、又は勉強の出来る場を作らないと菊の伝統と文化そのものが崩壊してしまうと嘆くのは私一人だろうか。

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 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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