ハチ養生・・・
2013/08/27 (火)

hare.gif 良い天気で日差しも強いが朝晩はさすがにひんやり〜〜〜、那須地方は秋が深まりつつある。

    ハチに刺された指の腫れはほとんど治まったがなんかうず痒い。
    「今日は休め〜!」と二人に口を揃えて言われたし、まだハチ退治もしていないので今日は畑を休んだ。
    というより、ここ数日ババさまの元気が”夜”にえらく強くなって終夜騒いでこっちが不眠症になっている・・・というか、寝たくとも眠れないのだ。
    昨夜も夜中の1時頃に「脈がない!もうダメだ、死ぬかもしれない!救急車ーっ」と大声で騒ぎ出した。
    念のため血圧計ると140/85、脈はほぼ正常・・・
    血圧計見せると「ふう〜ん・・・」と不満げに鼻を鳴らしたが何とか横になったが30分もしないうちに今度は「ベッドの下に置いたお金が無くなっている!ワタシは無一文だ、もうダメだ−!」と泣き出す。
    次いで「入れ歯がなくなったー!もう食べられない〜〜〜」あげくは薄明るくなった頃に庭先にいたネコを見て「熊だ、熊がウチに入ってくる−!」と絶好調−!
    昨日ディケアから帰って来た後から異様にテンションが高くて興奮気味だったけど今夜は最高・・・
    少し興奮治まる夜の薬は全部吐き出して飲まない。
    ダンナとワタシは一晩中おつきあい。
    とくにダンナはそうでなくとも不眠症なので一睡も出来なかった。
    ワタシは腹をくくって布団被って2時間くらいは寝たけどね〜。

    ディケアに送り出して二人で即朝寝・・・といきたかったがワタシは足の踏み場もなくなったババさまの部屋の掃除と衣類、寝具類の洗濯、とにかく窓も全部開け放って消毒剤蒔きながらの大掃除。カーペットも庭に出してホースで洗ってフェンスに掛けて干した。
    二人に言われなくとも畑になぞ出る体力は残っていなかった〜〜〜

    午後にケアマネいジャーさんに電話して今週だけでも7日全部ディケアに預かってもらうようお願いした。
    ディに行かない日はほぼ丸1日寝ているので夜は眠れなくて騒ぐことが多くなってきたので、ショートスティが出来るようになる来月までは日中起きていてもらうようにして置かないとこっちが先に参るので可哀想だが仕方ないかなー・・・

    以前介護をお願いする前は、ババさまの介護に人手を頼むことを(子供の勤めを他人にさせるのか〜〜)と散々迷ったが、今ではもっと早くからそうしていたらババさまの認知症もこれほど急速に悪くならなかったかもと思いはじめている。
    老々介護の共倒れ・・・ならまだしも、もしかすると介護する方が先に倒れる事になっていたかもしれない。

    2,3日前にギョッとする新聞記事を読んだ。
    90歳の認知症の男性が家人が知らないうちに徘徊して踏切で轢かれて死亡した後日、なんと鉄道会社から損害賠償訴訟を起こされ、750万円を支払うように85歳の妻と40台の息子に判決が下ったそうだ。
    認知症で徘徊のある男性に対する注意を怠った・・・というのが判決の趣旨だったそうです。
    ”高齢者には住み慣れた在宅ケアが最高だ”と誰もが言い、そのとうりではあるでしょうが、”たとえ他人でも出来るだけ多くの目と手で介護をするのがベターでしょう”という言葉が記事の結びにありました。

    今は週7日人手を頼る毎日ですが、これで良かったと思っています。
    もし一人で抱え込んでいたらこの記事は他人事ではないとつくづく考えさせられました。
 
karinoの家庭菜園作業メモ
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