2012/02/13 (月)
曇って雪の予報もあるけれど、以外と暖かい日。
今日のパン教室はバレンタインケーキ・ケーキ台焼き。 いつもは土曜日なのだけれど、バレンタインデーは明日なので、今日中にケーキの台を焼いておくのだ。 ところが台焼きだけなので集まったのは先生入れると5人! うっかり聞き漏らしたらしいのだが、どうやら今日は都合のつく人だけが「ハイ!」と言ったらしく、そのためにほとんどがパスして一班一人の出席になっていたのです!! と言うことは、一人4回焼かねばならなくなったのです〜! えらいこっちゃ-(~o~) とにかく先生の厳しい指導の下に、チョコレートケーキ焼きが始まった。 まずチョコを湯煎にかけて溶かしておく。 ケーキ台一個分で卵を5個割って、白身と黄身に分け(この段階で一個黄身が白身に入っちゃて先生から大目玉〜!) 溶けたチョコにバターを入れてつぶつぶが無くなるまでよ〜く泡立て器でまぜまぜ、砂糖を入れてまぜまぜ、溶けて艶が出てきたら卵黄を一個ずつ入れながら白っぽくなってぽったりするまで攪拌する(この辺で疲れるー) 卵白の泡立ては今日は先生が業務用のビーダーを持ってきて一気に全部ホイップしてくれた。 泡立てた卵白の1/3を入れて泡立て器で素早く混ぜて、そこに粉を篩いながら入れ、今度はゴムヘラでむら無く混ぜて、残りの卵白を入れて大きく練らないように混ぜる。 後はそのタネを型に流し込んで焼くのだが、真ん中辺が少し高くなり、縁は型にこすりつける様に入れていく。(ここでもタネを型に敷いた紙のあちこちにくっつけてしまい、またまた大目玉ー!!)「こんなにあっちこっちにくっつけたら焦げちゃいますー!」「・・・ハイ〜〜」 おかしなモンであんまりはっきりと大きな声で怒られているとなんだかちっと快感になってくるのよ? この先生、全く容赦しないので、かえって気持ちいいの。不思議なくらいです。 まあ、私一人が怒られる訳でもなく、4人ぜ〜んぶが叱られっぱなし! 「口より手を動かす−!」「ほらほら、またやらなくて良いことしてる!」「泡立て器はこちゃこちゃ動かさない!大きく回して−!」「洗い物なんてあとですー!」 言われてもっともなんで、怒られても誰も凹まないのよ。 これって”人徳”だよなーって思うほどです。 何しろこの先生、両手同じように使えるんですもの。 で、先生がほんの1,2分手を加えただけで生地の艶がぜ〜んぜん違っちゃうの。魔法使いの様な先生なのです。 特に焼くときは4台のオーブンを先生一人で扱うんです。いつ時計見てるのか検討もつきませんが、焼き損なう事は一度も無いんです! 「当たり前です、それで授業料頂いているんですから!」とキッパリ。 先生の主義で、パンでもケーキでも持ち帰りはいつもオーブン皿一枚分くらいあります。 ケーキもホールで持ち帰りです! 「箱を開けたときに切ってあったらつまらないでしょ?お家の方にワアーって言って欲しいのよ」って嬉しいじゃありませんか! 時には(先生、持ち出しじゃあ無いかな?)って思うほど、メインのほかに必ず何か1品、パンの時はスープ、ケーキの時はあまりを使ってクッキーなどを作ります。 栃木県の生まれなのにまるで江戸っ子みたいに気っぷが良いの。 だからせっかちkarinoは叱られっぱなしでも先生大好きです(^_-) 少し小柄で、キビキビしていて、パワー全開なので誰もが(50台前半?)って思っていたら、なんとワタシより1歳若いだけ−!って、68歳(゜ロ゜)ですってー!
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