「見えない敵と戦った!」強者たちの涙に目頭が熱くなった!
2011/03/20 (日)

harenotikumori.gif 朝起きて、(あ、今日はあったかいや〜〜)と思った。暖房を入れないで着替えした。

今日のお仕事
    静かで夕方には雨の予報もある。少し早めにお風呂を燃す。
    火を付ける前に”水爆弾”など作ってみた。
    おっそろしげな名前だが正体はスーパーで水物を入れるポリ袋にただの水道水をいっぱいに入れて口を結んだ物。これを3つばかりポリバケツに入れて火を燃やすそばに置く。
    グラっと来たらこれを炉の中に放り込むわけ。
    1時間半ほどでしっかり沸いたので炉口を閉じておく。
    午前中の残りは洗濯など。

    午後は畑に出て、多分2,3日中に来てくれるハズの前田牧場からの堆肥を積んで置く場所に大きなブルーシートを敷いた。
    あちこちの畑の残滓などは纏めてそのうち又お風呂で燃す算段。ビニール袋に詰めておく。
    草地に行って大きいネット袋に一つ枯れ草を集めてウチに運んだ。

    1時半頃に前田牧場から今日の2時に運んで来ると電話があった。
    待つほどにデカイ2t車が堆肥を積んで来て、用意してあったブルーシートの上にドサーッと下ろした。
    例年より少し湿りが多くて塊もありますが、その辺のHCでい1袋5〜600円もで売っている物よりは安心に使えます。
    今回はガソリン事情が厳しいのに値段が同じでしたので、少しですが”燃料サーチャージ”を差し上げました。
    3時過ぎると曇って来たので、”雨”に会わないうちに出来るだけ菜花を摘んだ。
    到底間に合いそうもいないし、疲れてきたので残りに広幅の防滴ビニールをざっと掛けてお終いにした。

    お昼に戻ったときに原発3号機への放水作業を行った東京消防庁のハイパーレスキュー隊の第1陣が19日夜に帰京後の記者会見を放映した。
    3号機の壁まで約2メートル、核燃料プールまで約50メートルの場所に止めて作業したという。
    3人のハイパーレスキューの猛者も、昼夜分かたぬ”見えない敵”との戦いに消耗し尽くした様子でした。
    この方達は特殊訓練を受けているので”放射能”の恐ろしさは誰よりも熟知しているそうで、そのために体の動きがいつもの3倍近くも遅くなっていたと総隊長さんが話していました。
    「放射能という見えない敵との戦いだった!」と声を震わせ、(今何がしたいですか?)と言う問いに「ゆっくり寝たい」と答えていました。
    その願いが叶えられそうもないのは、今日になって第三号炉の圧力容器の圧力が異常に高くなってきて、また放水しなければならない様なのです。
    一息つくヒマさせなくまた見えない敵との戦場に駆り出されようとしているハイパーレスキューの勇者達に勝利の栄光がありますように!


    本日の計画停電 15:20〜18:20は中止になりました。
    いつでも電気が”ある”というのはとんでもなく素晴らしい事なのだと思い知らされた10日間でしたが、この暖かい灯を半分でも被災地に送れたらいいのにな〜
    被災地は今夜から又雪になるそうです。
 
karinoの家庭菜園作業メモ
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