2011/03/12 (土)
寒いけれど晴天。その青空を取材や救援のへりが切り裂いていく!『がんばってー』と手を振りたいと思った。
長〜く寒く暗い夜が過ぎて点った電灯の嬉しかった事よ! それに電気が来ればご飯もすぐに炊ける! 昨夜遅くに炊いた第二弾鍋炊き米は「婆誰坂おかみさん」特製の梅干しとゆかりを絡めたり詰めたりして大きな皿にてんこ盛り(^o^) でもおにぎりは夜明け前にはほとんど食べて無くなっていたので今度は電気釜で炊いた。 便利は良かったが、本音は鍋炊き飯の方がずっと美味しかったのよね〜(^_-)
TVも復活してすぐに悲惨な映像が飛び込んできた! これが同じ日本なのか〜〜〜と目を疑うほどの光景。 大津波が襲った三陸の海岸沿いの町は、木造住宅はほとんどが土台から浚われて跡形もない。 町によっては津波で倒れたオイルタンクから漏れた油に火がついて夜が明けてもまだ燃えさかっている。 次々と映される映像に一人でも多く助かる方がいるようにと祈るばかりだ。
10時になるのを待って買い物に出かけた。 主に母の介護用品と足りない食品など。 でも大どころのスーパーは店内の片付けと清掃でとても開店所ではないらしく『本日休業』の看板が段ボールなぞに書かれて店の前に出ていた。 行きつけの薬局で介護用品だけ買って、あとは諦めて帰る。 午後に又出かけたらあるスーパーが開いていて、店の一部を仕切って全員で対応していた。 肉、魚は衛生上販売しないで、野菜、果物、お菓子などを一人ずつ個別に対応して、店員さん達が注文を聞いてお店の中を駆け回って探して手渡しする。 大変な仕事になっていたが、おかげで捜し物はこの1店舗で済ますことが出来た。 夜にはあり物でキーマカレー。
今恐怖の対象はなんと言っても福島原発の炉心溶融。 立ち入り禁止でなかなか情報が出てこない。 そうこうしてるうちにどえらい映像が飛び混んで来た。 第一原発の建屋らしき物が吹っ飛んだのだ! 爆発直後に半円形の衝撃波らしき物がパッと飛んで、次に建屋らしき破片が白い煙とともに吹き飛ぶ。 直後の関係者の説明は全く要領を得ず、説明にはなっていない。 でも、こういうことって早い内に、隠さずに発表した方が後の為には絶対いいと思うンだけど。 なにも情報が出ないウチに今度は周辺の住民が避難が福島第1原発から半径20キロ圏、福島第2原発から半径10キロ圏のを求められた。 ろくな説明もなくていきなり退避と言われても「ハイそうします」とは言いずらいでしょうね。 適切な言い方ではないけれど『先んずれば人を制す』と諺にも言うでしょうが・・・ かくしてどうなるものではないと思うんですがね〜〜〜
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