2011/01/24 (月)
時折粉雪が舞う薄寒い日。
昨日アマゾンから届いた宮部みゆきさんの『あんじゅう』三島屋変調百物語・事続を一気読み。(疲れを口実にジムも休んだ。) ウチで取っている読売新聞の朝の連載小説だった。 子供が出てくるので、最初は「子供向けかぁ・・・・」と余り乗り気でなく読んでいたが、3話の途中からえらく面白くなって、終いには毎日切り抜いて置くほど夢中になった。 毎話必ず"妖物"が出てくるのだが、3話「暗獣」の「くろすけ」があまりにも可愛くていじらしくてこの話の間中は新聞が待ち遠しくて早起きしていたほどです。 南伸坊さんの挿絵がまたよかったのよー! いけないかも知れないんだけれど、切り抜きも持っているので何枚か画像に載せちゃいました。 切り抜き、3話の初めからでは無かったので、詳しい経緯(宮部さんは"ゆくたて"とふりがなしていました)が判らないので本を買いました。 楽しい挿絵が各ページに一枚ずつ載っているのでそれがまた嬉しい趣向です。 ちょっぴり怖くて、楽しくて、哀しくて物語のお終いにはちゃんと納得出来る落とし所もありました。
私は「・・・事続」の前に同じく”三島屋変調百物語”の・「事始」を買いましたが、こっちはぞぞ〜っと鳥肌立つほどに恐ろしく、ひたすら暗い怨念の話でした。 なので尚更「あんじゅう」にはホットしました。 これから先100話まで続くのかと思うと楽しみです。
今日のお仕事金曜日に頼んだジャガイモ種の「さやか」が届いた。 「さやか」はとにかく大きくなるし、芽も少ないので大き過ぎる種芋が来たら困るナーと案じていましたが、1sで10個程の大きさでしたので一安心でした。 明日から崔芽しようかな〜・・・ン、早い?
-
|
(1) 宮部みゆき著『あんじゅう』三島屋変調百物語・事続 を買った。入っている物語は4ッ。 一番好きなのは表題の『暗獣』 上・カバー、襖の陰から覗く臆病な「くろすけ」 左下・表紙、初音さんとユーレイを探す「くろすけ」 右下・裏表紙、大好きな人間にさえ触られると弱ってしまう「くろすけ」
(2) 『暗獣』の主人公(私的には〜〜〜)”くろすけ” ひたすら可愛くていじらしく、はかない。 左上・手まり唄を覚える「くろすけ」 右上・呼ばれてお辞儀をする「くろすけ」 左下・弱った体で心配掛けまいと木の上で歌う「くろすけ」 右下・また一人ぼっちになった「くろすけ」、新左衛門と初音の思い出とともに紫陽花屋敷の主として過ごす。
(3) 少しずつ乾いていく大根&人参の切り干し
|
|