自分を守ろう!
2008/01/07 (月)

kumori.gif 今朝は曇ってます。霜は降りていません。暖かです。

今日の出来事
    頭の上で鳴り渡るサイレンで目を覚ました!「火事だ!」でも起きてはいけない!サイレント同時に消防車がこれもけたたましいサイレンを鳴らしながら出て行く。「近くか、遠くか?上か、下か?」ベッドの上で耳を澄まして方向を探る。
    サイレンの音は家の前を通り過ぎてあっという間に遠のいていく・・・「風下だ、遠い・・・ホッ」時計を見ると6時少し過ぎ。部屋の中は薄明るい。左手につかんだコルセットをまた床に置いた。
    年寄りを抱えているので以前は飛び起きて様子を見に外に出たものだが今は自分の体が「赤信号」なのでそれも出来ない。

    目が覚めてしまったので起きることにした。枕元から着替え一式手探りで取ってベッドの上で寝ながら着替えるのも上手になった。(こんなこと自慢にならんな〜)
    コルセット付けてヨッコラショと起きあがり一日のはじまり〜

    今日は9日ぶりに整形外科医院に行きます。なんか背中の傷がきにるので。なかなかきれいに成らないんだよね・・・痛かったり痒みがあったり。9日も見て貰わないと一層不安だ。

    朝食終わってタオルを4本濡らしてレンジで3〜4分。
    またベッドの上でコルセット外して、あっつあつのタオルで体を拭く。着替えて医院へ。
    今日は初めて自分の車で出掛けた。冬休みも終わって子供達も学校に行き、道路に子供の姿はない。初めて車で出だすのに少しは安心です。(もちろん子供達が、です。)まるで免許取りたての様な気持ちでした。
    何事もなく医院に到着、見て貰いましたら「傷、きれいですよ、お風呂大丈夫」って言われてほっとしました。
    消毒、傷のきれいになる薬を塗って、骨量を増す注射をして終わりでした。

    帰りに市役所に寄って術後コルセットの医療費補助の申請をして家に。チョイ疲れました。

    今日は入院のまとめ、2です。
    では肝心の体について。
    『自分の体を見守る』=入院中は常に自分の体を見張っていましょう!
    これは決して医師や看護師さんをさしおいて・・・という事ではありません。
    ただ自分の体の「常の」状態は自分が一番知っているのですから、術後に今迄の痛みとは別な痛みや腫れが体に出たときはすぐに回診のお医者さんや看護師さんにそれを伝える事が大事なことだと思います。
    私の場合は術後丸一日たった午後あたりからお腹が張ってあちこちに痛みがあり時々鳴ったりしましたので回診時に主治医に伝えたところ担当の先生に「○×腸管膜症候群を起こすので明日の朝から歩行訓練をするように」と指示され、翌朝からベッドから起こされて歩行訓練が始まりました。
    帰ってきてから地元の先生にそのことを話すと「大きな手術の後で腸閉塞を起こす事が間々あるので術後は出来るだけ早い段階で動かす事が大切です」と教わりました。

    術後2日半での歩行訓練はつらい物がありましたが、そうしないと命に関わる恐ろしい結果を招くのだと初めて知りました。こんな事・・・と思うことでも医学的には重大な事が隠されている場合が有るので自覚症状があったらすぐに伝えておけば安心です。

    言葉は悪いですが他の人と(自分と同じ病気で入院している人)違った症状(腫れや痛み)があるか無いか。

    例・点滴を受けていて痛みが強い、腫れる。=液が漏れているかも知れません。ひどいようでしたら看護師さんにチェックして貰いましょう。(私の隣のWさんがそうでした。)
    私くらいの年になると皮膚が弛むので液漏れするとすぐに腫れてわかるのですが、若い方は皮膚が張っているので皮下に液漏れがあっても判りにくい様です。

    例・導尿管で排尿しているのに尿意がある=私の場合は導尿管を太股の上を渡してあったので腿の高さだけ管がいっぱいになって排尿出来ず、膀胱がいっぱいになって尿意がありました。導尿管を尿がスムーズに流れるように体の向きにも気を付けると良くなりました。
    貯尿パックがいっぱいになってもやはり尿意が出るそうです。

    例・点滴パックを吊らずに行ってしまった事があります!血が逆流して点滴液が赤くなりました。急いでナースコールして吊って貰いました。

    例・検査入院時に隣に前日手術した方がいたのですが、次の日になっても痛がって辛そう・・・堪りかねて看護師さんに見て貰ったら手術時に傷から排血するために入れてある細い管の端が折れて背中に当たっていたのだそうです。直して貰ったらトタンに元気になりました。異様な痛みが続く時は看護師さんや回診のお医者さんに持て貰いましょう。

    診察から手術まで超多忙なお医者さんは無論ですが、看護師さんの勤務時間内は多忙を極めています。
    動けない患者さんの下の世話から歯磨き、食事、入浴補助とよくぞここまで!と頭が下がります。
    一人の患者さんの世話の間にも何度もナースコールがポケットで鳴るのです。
    患者の方が少し気を配れたら幾分看護師さんの助けになるのかな、と思いました。
    明日は最期にそんな事を書いてみようと思います。



 
karinoの家庭菜園作業メモ
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