2007/05/20 (日)
今日は良い天気だが風が強い!
今日のお仕事畑に出たが出来る事がない。 キャベツを2個採ったが、相変わらず付け根の近くにナメクジが何匹も隠れている。 アオムシは不思議なほど居ない。ヨトウムシは先月一株だけにいて、それを退治してから見ていない。
ジャガ畑の二十八星テントウ 退治くらいだ。
こいつとは畑を作り始めて以来のつき合いだが、このテントウムシくらい不思議でイヤな”害虫”は居ない! 何しろ自分が”害虫”であることを自覚している。 ちょっと触っただけで葉の上からコロリと地面に落っこちて、黒い腹を上に向け死んだふりをする。 老眼で悪い目には落っこちたら最後探せないのだ。つかめば黄色い悪臭を放つ体液を出してイヤガラセする。 はらたつ〜! 幼虫だって七星テントウが葉の上をアブラムシを探して素早く動いて行くのとは違って、黄色いぷよぷよに黒い毛が生えていて、集団で葉の裏にへばりついてひたすら葉っぱを食害する。 私が見るところこいつらは幼虫の時に残った卵を共食いしてるみたいだ。 先に孵った幼虫が孵っていない卵の廻りにじっとしているのをよく見かける。 まさか先に孵ったヤツが残った卵の面倒見てるとも思えない。
だいたい奴らはいつ頃からなんで自分は害虫だと自覚してるのか? 始めは鳥に食べられない様にかと思ったが、二十八星テントウ を餌にする鳥や虫は居ない様なのだ。だから思いっきり増えていく。 2次繁殖した後のジャガ畑はバケツを持ってその中に叩き込んで行くほどはびこる。 ジャガを食べ尽くすとナス科の野菜は無論の事、キュウリまで食べる。実を囓るので、変形して育たなくなる。最悪だ!
毎年七星テントウを見つけると大事に”保護”して餌のアブラムシのいる所に連れて行く。 去年は「七星」君は少なくて「ミナミテントウ」君が沢山来てくれた。せっせと増やしたが今年は少ない。 「七星」君や「ミナミテントウ」君の幼虫はまるでウルトラマンに出てくる怪獣の様だ。 とてもあの愛らしいテントウムシの子供とは思えないグロテスクさだ。 でもアブラムシがいるナスなどに連れて行くと、次の朝にはアブラムシは居なくなっている。有難い虫です。
七星テントウの幼虫
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(1) うちの”畑守様”たち。
(2) 不思議で許せない悪役。
(3) 下芽と一緒に欠き取る筈でしたが、ちょっと欲張りしてみました。
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