2007/04/13 (金)
花曇り・・・もう桜も終わりに近い。 改めて花見はしなかった。 去年は旧喜連川の素晴らしい桜を見に行ったのに、今年は痛い、痛いで花見は忘れた。 後一週間すると、千本松の桜が見頃になるので、そこへ行ってこよう。
午前中、ジャガ畑に行ったら、思いがけなく「北海こがね」が出芽していた。はやっ! これは割と奥手なのに、おまけに覆土の厚さが半端じゃない。 20pくらい掛けちゃったの。様子見て、少し土を落とそうかと思っていたのに、マルチを捲ったら、幾株も緑の芽を出していて、ちょっと感激でした。 早速マルチにスリットを入れて、霜除けの準備。 不織布より、この前買ったキラキラシートと、トーメイマルチの二重掛けにしてみた。 それにしても、本当に植物の力はすごいです( ・_・;)
今日のタイトル、意味はなんと温室の床暖の電源を入れ忘れていたのよ。 なんか冷え冷えしてるので、土中温度計見たら、10度無い! 「すわ、断線かっ」と配線調べたら、サーモに繋いでなかった。 先日棚を組んだ時にコンセントに差し込むの、忘れたみたい。 地中の温度が低くなり、伏せ込んだ里芋が腐ったんだ。 あ〜あ、やっちまった。。。
繋ぎ直して里芋の発芽を確認、やはり大きいタネイモは芽際か成り口から腐ったものが有った。小さい孫芋は成り口・芽とも小さいので腐らずに済むようだ。
紅花をトレーからポットに植え替え。 紅花の2度目のタネ蒔。
フレームの苗達にハイポ1000倍。
深い土の中から地表に伸びてくるジャガ芋の芽を見て、昔読んだSF短編を思い出した。 作家は確かレイ・ブラッドベリだったような気がする。題名が定かでないが、深い海の底から、長い時間をかけて仲間に逢いに恐竜がやってくる話。 彼(彼女?)は最後の生き残りなので、仲間と言っても灯台なのです。霧の夜に鳴らす霧笛を仲間の呼び声と思って深海から上がってくるの。 霧の海の情景が素晴らしかった!シンと心に入り込む様な短編なんですが、ずいぶん昔買った本なので題名が思い出せない。 結末も憶えていない。ただ、霧笛に惹かれて海面に登ってくる恐竜の事だけが強く残っているのです。
しっとりと暖かい土の上に立ち上がったジャガの小さな緑の葉。光を求めて闇の中をひたすら登って来る命の先端・・・ それを見たときになぜかこの短い物語が思い出されました。 何かを目指す・・・キーワードですかね?
どなたか読んだ方、おられますか?
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(1) 出芽した「北海コガネ」早い! ずいぶん覆土が厚かったので、上手く出芽出来るか心配だった。 よくぞ地表に出てくれた!ジャガ達を押し上げてくれた畑神様と引っ張り上げてくれたお天道様に感謝m(_ _)m
(2) マルチにスリットをいれた。
(3) ホウレンソウの苗を作って植えてみました。 どうなるでしょう?
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