ブナ粉の”里帰り”
2006/12/28 (木)

hare.gif 暖かい朝でしたが、午後は急に寒くなる。
山には雪雲が出ていたが・・・?

昨夜、お里帰り用のブナフランスを練った。
ぶなホクシン:200g、ぶな春よ恋:100g、市販の強力粉700gで総体1キロ。いつものパターンのはずでした。
ところが材料w全部混ぜて、5分の”相談タイム”中に異変が起きたのよ!
(なんだ、これは!)
いつもと違う。規定量の温水を入れたのだが柔らかい。
あわてて市販粉を足す。・・・まだだ!手にべったりと付いて団子状だ。(あらら、えらいことですよ、これは〜)と、もうひとつかみ、市販粉を入れる。
そんなこんなで150gくらい粉を加えた。
練り始まると、もっと様相が変わる。
ザッと混ぜてあるボールにEVオリーブオイルを4T入れて本格的に捏ね始めたら、手触りが激変した\(◎o◎)/!
すぐに滑らかになって、もちもちとした手触りだ。弾力がすごい。
力をいっぱいに入れて練るのだが、弾き返されそうだ。
指をギュッと入れると、はっきりと穴が開く。そしてゆっくり戻る。完全に一次発酵終わった状態。
いつもとは全然手触りが違った。いつもが30台の肌触りなら、今日のは10代の、いや、まるで赤ちゃんのほっぺだ。
20回ねって、20回叩きつける・・・4〜5回繰り返すと全体が大きなボールの様に纏まった。
いつものようにジップの大サイズ2枚に入れて、一晩冷蔵庫で低温発酵させる。
朝の状態が1枚目の画像。膨らみきって手を入れる隙間がない。
ゆっくり押しつぶして少しずつガスを抜く。
生地はいつもより柔らかめだが、手や成形台に付くことはない。
だから打ち粉は最小限で済む。
成形後、1時間2次発酵、クープを入れて200度で15分、前後入れ替えて又15分、温度を220度に上げて5分焼き締める。
出来上がりの画像を見て!
こんなに大きく膨らんだのは始めてだ。隣とくっついてしまったよ。

「ぶなさん」の小麦への愛情がこんな風にパンを膨らませたのかも知れない。
それとも”お里帰り”するのが判って、ブナ粉が嬉しくてこんなに良く膨らんだのかなぁ・・・

全部お送りしたかったのだけれど”いやしんぼう”のkarinoはどうしても味見をしたくて一個手を付けてしまいました。
ブナ粉、ごめんね。(m_m)

残りの3個は無事に夕方「ぶなさん」ちに旅だって行きました。

i0 i1 (1) 昨夜練って冷蔵庫で一晩一次発酵。
ジップの大サイズがはち切れそう
(2) 焼き上がり。
焼成中のふくらみがすごい!
(3)
 
karinoの家庭菜園作業メモ
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]